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オランダ暮らし満36年、やっぱり翻訳つづけてます! インスタグラムも↓の青丸マークよりどうぞ。
by orandanikki
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2016年8月30日

息子の誕生日の翌日、胃が痛かったので

きのうは野菜のおじやのようなものを食べ、

今日はランチにーー

2016年8月30日_f0275876_2181197.jpg


日本人のソウルフード、ごはんと味噌汁。

早く彼女宅に行きたい息子が

わたしが化粧する横で

野菜をぜんぶ切ってくれた。


2016年8月30日_f0275876_2202270.jpg


晩ごはんには玄米を炊いて

夫の作ってくれた野菜炒め、蒸し鱈のせ。

シンプルでおいしかった。


胃が痛くなった理由はもしかして

めずらしくドクターペッパーを飲み干したせい?

ーーそんなことを考えていたら、

15歳、アメリカホームステイを思い出した。


薬みたいなコーラをはじめて飲んでびっくりしたけれど

そのうちコーラよりドクターペッパーが好きになったなぁ。


オランダでフライドポテトにマヨネーズ、というのに

最初びっくりしたけど、

ケチャップよりもおいしく感じるようになったのに

似てるかも。


わたしはミーハーで

すぐにその土地のものが好きになってしまうのだろう。


ドクターペッパーの写真がないか、と

ホームステイ先のお母さんが作ってくれたアルバムを見ていたら、

こんなのを発見。


2016年8月30日_f0275876_628736.jpg


これが人生ではじめてのインタビューだった。

当時は地元紙に載って帰ってくるのがお決まりで、

たぶん浴衣姿というのも定番だったのだろう。


たいして英語も話せないので

「日本の高校生のほうがよく勉強する、

教科は……」とか

「フリスビーをしたり馬に乗ったり

バッファローのハンバーガーを食べたりした」とか

そんな薄い内容だけど、

ひとりでドキドキしながら浴衣を着て、

それなりにがんばったんだろうな。



オクラホマに行ったので、

カウボーイとインディアンにはさまれて

カチンコチンに緊張してる写真もわたしらしい。


お父さんがオランダからの移民の子孫で

地球儀を指差して「Holland」と言ったのが

オランダなのかポーランドなのかわからなかった話は

前に書いたことがある。



もっとうまくコミュニケーションできるようになりたい! と

不甲斐なさを感じたり、

さりげなくやさしくしてくれる人を見習いたいと思ったり。


15歳の夏がいまにつながるはじまりだったのだなぁ、と

38年後にオランダでなつかしむおばさんでした。
# by orandanikki | 2016-08-31 02:55

2016年8月28日

2016年8月28日_f0275876_4571119.jpg


息子の22歳の誕生日。

純粋に、焼き鳥がとってもおいしかった。


バーベキューのとき調子が悪そうだった彼女も

おいしい、とたくさん食べてくれてよかった。


〈わたしたちのトマの誕生日〉とおたがい

おめでとう! と今年も言い合えた。


ほんとうにありがたいこと。


わたしも珍しく鶏の解体など手伝ったが、

焼き手はもちろん、夫。


ごちそうさま&ありがとう。
# by orandanikki | 2016-08-29 05:17

2016年8月27日

きのうは恒例の両家のバーベキュー。

2016年8月27日_f0275876_18493482.jpg


わたしはラム肉がいちばんおいしかった。


2016年8月27日_f0275876_18503544.jpg


息子のことを大好きな犬。

わたしはいまだにちょっとこわい。


彼女の母が嘘をついて

サキがこう言っていた、というのが

耳に入ってきたので

ぜんぜん気の進まなかったバーベキュー。


じっくり2人で話してみたら

わたしの方が自分の娘とうまくコミュニケートできてるのが

腹立たしく悲しかったそう。


なんて正直な人!


じゃあせっかくの機会だから

いま、みんなで話そうよ、とすすめたのだが

1対1じゃないと、彼女も娘も心をとじて話せないから

ぜったいに嫌とのこと。


とりあえず心を開いてくれたことで

大きな1歩として満足することにした。



お父さんもわたしたちが来たのをすごく喜んでくれた。

今度、だいじな息子に彼とおなじ公務員になることを

また勧めてきても、笑って許せそうだ。



2016年8月27日_f0275876_18593683.jpg



すっかり日が暮れるのが早くなり、

さいごは真っ暗。

日本の闇鍋の話などする。



やっぱり縁があって〈家族〉になったわたしたち。


腹立つことがあっても

これからも支え合っていけるといいな。



仕事とジムのあと疲れていた夫も

いっぱい食べ、飲み、冗談を言って、

きれいな星空も見て、

もう帰りたくない! というくらい楽しんでいてよかった。


来年もまた楽しみだ。
# by orandanikki | 2016-08-27 19:06

30年目

明日の朝からいよいよオランダ暮らし、30年目をむかえる。


29年前、あの不安だった朝、空港に迎えに来てくれた先生が

少し前、亡くなられたことを今日、知った。


成長した姿を見てもらいたかった。

まだまだお元気であそこにいらっしゃるものとばかり思っていた。


夜のさんぽを兼ねてアルバートハインへ行く道すがら、

連絡を取っていなかったことを反省。


オランダ暮らしのさいしょの不安な時期を

あたたかな家庭で子どもたちと過ごさせてもらった。

いつか娘さんにはお礼を言いにいきたい。



セルフサービスのレジでお金を払い

買い物を詰め終わってカゴをもどしていたら

後ろのほうでなにか言っている人がいた。


わたし? と思って振り向くと、

アルバイトのかわいい女の子が

「お花をもっていかない? タダですよ!」と

声をかけてくれていたのだった。


「タダ!?」とオランダ人のように喜ぶわたし。

「今夜じゅうに処分しないといけないから」とのことで

「うれしい! どうもありがとう!

よい夜を!」と花束をいただいてきた。



アルバートハインを出て夜道を歩きながら

プレゼント、と思った。


神さまが30年目を祝ってプレゼントをくれたんだ!


「アルバートハインに神さまがいたよ」と

帰ってから夫と息子に話す。


神さまがあの子をとおしてプレゼントしてくれた……


自分の勝手な解釈でもいい。

そう思えばとてもうれしいから。


そういえば、祖母が亡くなって20年の日に

お花屋さんがやっぱり花束をタダにしてくれたこともあったっけ。


神さまが見ていてくださる、と思うだけで

ワクワクしてもっとがんばれそうだ。


そんなありがたくて嬉しい夜でした。


30年目_f0275876_5165116.jpg

# by orandanikki | 2016-08-25 05:18

テレビノススメ

オリンピックが終わって

新学年に先立ち、

きのうからテレビの新しい1年がはじまった。


De wereld draait doorもPauwも

オリンピックが話題でとてもおもしろかった!


DWDDはベルギー、アメリカ、インドの

オリンピックこぼれ話をしていたのだが、

はじめてテレビで見た2世作家Ernst van dear Kwastの

インドのボート競技の選手の話がいちばんおもしろかった。


川も見たことのない、泳げない、

体が頑強なだけの人を田舎からスカウトしてきて

選手にしてしまった話。


2世作家でインド人のお母さんのことを本にしたこの人、

すばらしい語りなので、これからたくさん登場しそうだ。


Pauwには選手が来ていて、

自転車ロードレース、

タイムトライアルで銀メダルを獲ったトム・デュムランに

ユルン・パウがいきなり

来年のツールドフランスでは優勝を狙うでしょう? と

プレッシャーをかけるので、

おいおいと思った。


陸上のダフネ・スヒッパースに

DWDDで金メダル獲れるね、とプレッシャーをかけて

ダフネは200メートルで銀だったとき、

シューズをぶん投げてしまった。


もうテレビのプレッシャーはかけないほうがいいのにね、と

息子に言うと、

トムはしっかりしてるから大丈夫、

ダフネはダメだけど、と言っていた。


メダル確実と自他共に期待していたのに

「これで終わりだなんて嫌だ」と泣いていた

マルヒンデ・フェルケルクが

お化粧をするとこんなにきれいだったとは! というのも

驚きだった。


水泳のフェムケ・ヘームスケルクは言わずと知れた美人。

マルヒンデとともに〈ルーザーのフライト〉と

呼ばれることになってしまった便で

強制的に帰国させられてしまった。


リオが危険な街なので、

自分の試合が終わって羽目をはずす選手が

まだ試合のある選手の邪魔にならないよう

ずっと前からチャーターしてあったそう。


閉会式にも出させてもらえず選手も国民も大ブーイング。

もうマウリッツ・ヘンドリクス、辞めるしかないだろう。


今夜のPauwには体操女子の金メダリスト

サナ・ウェイヴァース(サンネ・ベフェルス)が出るので、楽しみ。



テレビがおもしろくてたまらない。

わたしも息子が寝たあと、

日本のビデオを見ていた時期があったけれど、

いまは寝るまでオランダのテレビを見ている。


ニュースがいちばんかんたんで、

トーク番組はいまだにみんなといっしょに笑えず

息子に「なんて?」と教えてもらうことが多い。


今年はどれくらい聴き取れるようになるだろう、というのも

ひそかな楽しみ。


すこしずつオランダのことがわかるようになれば

ヒアリング力もアップする。

友だちともオランダ社会の話ができるようになる。


まずはお子さんといっしょに

Jeugdjournaal(子どもニュース)からはじめて、

子どもといっしょに大人のニュースも見るようにすれば

親子ともに社会にくわしくなれる。


いまの家に22年前に引っ越してきたとき、

「1日、2つでも単語を覚えたら、

1年で700以上になるよ」と夫に言ってくれた隣人

(マテアの亡くなったご主人、

我が家では〈ツーワードおじさん〉と呼ばれていた)。


あれはほんとうにそのとおりの名アドバイスだった。

いまでは夫も社会のことをとてもよく理解して、

同僚と話ができるようになった。


長く住むならばぜひオランダのテレビを

なんでもいいから見る習慣をもってほしいな、と思います。


何度も書いたことだけど、

ほんとうにオススメです。

(もし翻訳者をめざすならば、マスト!!)
# by orandanikki | 2016-08-23 20:15