オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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2018年11月28日

ハーグの市立美術館でアレクセイ・フォン・ヤウレンスキー展を観てきた。


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ミュージアムカードを活用するのが目的のミュージアム巡りだったのだが、だんだん好きな絵を見つけることや、時代背景を知るのが楽しくなってきた。


遅いランチをミュージアムのカフェで。

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ミントティーに生の生姜のスライスも2切れ入っていて(入れてほしいか、訊いてくれる)、はちみつを入れてフォークで生姜に穴を開けたら、おいしいジンジャーティーになった。

体が温まるし、体にいい。

ミントティーに生姜、が浸透するといいな。


カフェの人たちがきびきびとお客さんに対応している声が聞こえてきて、熟成チーズのサンドイッチもとてもおいしくて、満足いくランチだった。



ヤウレンスキーさんが20世紀初頭、ロシア文化を背景に、ミュンヘンで暮らし、ヨガもやって、なにかを見つけようと描き、生きた感じが、絵から伝わってきた。



「顔はわたしにとっては単なる顔ではなく、宇宙全体。顔に全世界が現れている」という言葉に惹かれた。


The Road, Mother of All Variations という道の絵がいちばん好きでした。





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by orandanikki | 2018-11-29 01:47

2018年11月26日

先日のラジオ深夜便がYouTubeに上がっていたので、聴かせていただきました。

明治時代のベストセラー、気になります。

新書の歴史も、佐野洋子さんの動物ものがたりのお話もとても楽しかったです。

ヘンドリック・フルーンのこともぜひ読みたくなるように話してくださっていて、嬉しかったです。


(この間、アマゾンの〈その他の外国文学〉でベストセラー1位をいただけたのは、当然、このおかげです。)


永江さんに改めてお礼を申し上げたいです。ありがとうございました!


番組内で一言、訳者の名前を言ってくださっていたのもとても嬉しかったです。



正直、『ハリネズミの願い』を引き合いに出して、トーン・テレヘンさんが本屋大賞を1人で受賞したような書かれ方がしてあるのを見ると、へ〜ぇ! と思います。

うちにもトロフィーあるんだけどな、と。


無駄なエネルギーは使いたくないのでスルーするようにしているけれど、心ないことをよく平気でできるな、と思います。


今日はオランダ文学基金のFBに先日の夫のスクリーンショットが載せられている、との連絡が。


こちらも、まるで勝手に日本語になったような印象だったので、名前を入れるようお願いしました。


苦労して訳したものなので、存在しないような扱いをされて嫌な気持ちがしないほど、わたしはまだぜんぜん達観できていないーー


ちょっと正直になってみました。





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by orandanikki | 2018-11-27 00:56

2018年11月25日

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金曜日にテレビでQUEEN: DAYS OF OUR LIVES というドキュメンタリーを2時間半やっていて、録画もして夢中で見た。


映画〈ボヘミアン・ラプソディ〉にエネルギーをもらった話を興奮して書いたけれど、ドキュメンタリー(現実)の彼らのすごさは映画をはるかに超えていた。


才能がまったくちがうレベルの人とパッションが同じだなんて書いたことが、恥ずかしくなった。


それでもやっぱり、すごい人たちを目指さなくてどうする? 1ミリでも近づけるように自分なりの活動をつづけることが人生なのでは? と思う。


ドキュメンタリー当時と現在のブライアン・メイさんとロジャー・テイラーさんが知的でとても素敵。(映画の感想を語る動画も見た。)


ブライアンさんが天体物理学の博士号を2007年に取った、というのがすごい!


音楽の道に進んだ自分に批判的だった父親がはじめて、イギリスからマディソンスクエアガーデンでのコンサートに来てくれ、「やっとわかったよ」と言ってくれた話をして涙ぐむ姿が印象的だった。







さっき、お茶をしながら仕事上のアドバイスをしていたときのこと。


「30年前のさきさんにいまのさきさんのような人が存在して、アドバイスしてくれたらよかった、と思うでしょう?」と言われて、「思わないよ!」と力を込めて即答する自分がいた。


「そんな人がいたら、反抗してやってなかったかも(苦笑)」……若いころもいまも生意気なわたし。


でも、自分で考えてやってきたからこそ、楽しかったんだと思う。



アドバイスのさいごにお伝えした。

「わたしに悪いから、と無理してつづける必要はない。それよりも、自分がいちばんパッションを感じることをしてほしい。

わたしがおばあさんになったとき、アムステルダムに訪ねてきて、お茶を飲みながら『あれから自分はこういうことをやってきた、楽しかった!』と話してほしい。そのほうがずっと嬉しい」と。


20年後、30年後にまだ生きていたら、そんな話ができるといいな。


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by orandanikki | 2018-11-26 00:16

一瞬、すごいことに

きのうのボヘミアン・ラプソディ効果なのか、アマゾンのランキングが一瞬、こんなふうになっていた。


すぐ変わってしまうけれど、夫がスクリーンショットを撮ってくれていた。


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これからも、移民パワーでがんばりつづけよう!




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by orandanikki | 2018-11-21 18:49

ボヘミアン・ラプソディ

高校の同窓生のあいだで話題になっていたのだけれど、わたしはクイーンをちゃんと聴いたことがなくて、みんなの盛り上がりについていけなかった。


でも、移民やゲイとしてのマイノリティ問題も描かれている、という友だちの解説で興味を抱き、今日、観てきた。


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ポップコーンを食べに、という感じだったのだがーー




とってもよかった!


クイーンの曲をしっかり聴くのははじめてだったけれど、ぐっと心に入ってきた。


観ていた高校生のグループも、初老のカップルも、みんな終わってもすぐ出ていかずに歌を聴いていた。


わたしは残っていたポップコーンを座席にぶちまけてしまい、階段を転げ落ちそうになった(なんか映画からすごいエネルギーが出ていた感じ)。



移民の家族は少し自分たちにも重なった。




(もし、世界になにかを残したければ……)

帰り道、自分との脳内会議がはじまっていた。


そして夫と晩ごはんを作りながら、思わず「ああ、なんか大っきなことがしたくなる!」と叫んでいた。


「フレディ・マーキュリーと大きさはぜんぜんちがっても、なにかをやりたい気持ちはまったくおんなじなんだよ!」と。


「そういう役割の人は、やることになってるんだよ」という夫は、これからもサポートしてくれるそう。(サポート役を担っている人も存在するとのこと。)


たとえフレディ・マーキュリーの千分の一か万分の一、億分の一の力であっても、わたしがテレヘンさんを訳したくてたまらない気持ちはほんの少し、世界を変えることができた。


(日本語版の成功により、韓国や中国でも出版されることになったとき、オランダの出版社の人が「世界に自分なりの影響を与えることができるのは楽しいね!」と言ってくれた。)



抑えきれないパッションがあって、自然となにかが起きる。


今後、どこに向かうのかわからないけれど、1つずつこなして、レベルアップしていこう。


(なにも起こらなかったとしても、オランダで暮らすこと自体がだいじなプロジェクトだ。)



フレディ・マーキュリーと自分を比べるなんて、バカじゃないの! と思われてもぜんぜんかまわない。


バカでいいから、思いきり生きたい。



そんな気持ちにさせてくれる映画でした。



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by orandanikki | 2018-11-21 05:02

ラジオ深夜便 ヘンドリック・フルーン

NHKのラジオ番組、ラジオ深夜便で、永江朗さんに『83 4/1歳の素晴らしき日々』をご紹介いただきました。

ありがとうございました(聴いてみたかったです)。





たまたま聴いていた友人が、安楽死について言及されていた、とメールで教えてくれました。


オランダのだいじな事柄が日本で誤解されないよう、翻訳には細心の注意を払いました。

エーフィエのことや、ヘンドリックの家庭医に対する慎重さ……法制化されていてもいまだに容易ではない現実が、うまく描かれていると思います。


深刻な問題も出てくるけれど、いつもユーモアを忘れないヘンドリックが愛おしくなる小説。


メールをくれた友人はヘンドリックと同世代で、体操グループのおばあさんたちに順番に本を貸して、みんなで読んでくれているようです。




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by orandanikki | 2018-11-20 04:57

2018年11月17日

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昨夜、牡蠣が食べたい、と友だちが言うので、久しぶりに食べてみたけれど、わたしはやっぱりニガテなままだった。


子どものころから牡蠣フライの緑のところがダメだった。


1つでギブアップし、「緑のところがありえない!」と、友だちに3つ食べてもらった。



食べながら話していて、お互い昔、カフカが好きだったことがわかった。


カフカが好きな友だちははじめてで、嬉しくなった。


学生時代、周りとなじめなかった体験を共有できる友だち。


思わず、「学生時代に友だちだったらよかったね」とつぶやいてしまった。


「カフカの本を貸しあったりして……周りから『あの2人、ヘンだよね』って言われて」と言って、笑った。


お互い、将来、日本に帰る可能性は「ぜったいない!」とのことなので、学生時代に出会っていなかった分、おばあさんになっても友だちでいられるといいな。



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今日は久しぶりに夫とさんぽ。


夏に雨不足だったので心配していたのだが、お気に入りの木は今年もきれいだった。


アムステルダム市の木の分布図によると、

Fraxinus americana ‘Autamn Purple’ (アメリカトネリコ)。


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「こっちから見るともっときれいだよ」と夫が教えてくれた。







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by orandanikki | 2018-11-18 04:08

2018年11月13日

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わたしたちが日本に行っているあいだに、息子と彼女が床をフローリングにしてくれたのは、このためでした!



先週、アムステルダム動物保護センターから迎えた雄ネコくん。



飼い主のおばあさんが施設に入ってから、ちょうど80日間、狭いケージで過ごしていた。


タクシーの中でウンチとおしっこをされたのは想定外で、不安でいっぱいだったけれど、日本の友だちに「さきよりもネコちゃんのほうがもっと不安だからね」と言われて、そのとおりだと思った。


その友だちがエネルギーを送ってサポートしてくれたこともあり、とても順調に慣れてくれた。


すっかりくつろいで、家族といっしょに女子サッカーを見ています。


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MacBookがMakuraBookになってる(笑)


しあわせそうにしてくれている姿を、みんなでずっと写真に撮っている。


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by orandanikki | 2018-11-14 04:31

シント・マールテン 2018

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ドアを開けたら子どもと大人がいっぱい。


ふだんは不機嫌な女の子も楽しそう。

気のいいお兄ちゃんは歌いながら手を振ってくれた。


道で1度、話したことのあるお母さんやぜんぜん知らない人もいた。


みんな楽しそうだったけれど、人数が多すぎて、肝心のボラくんの歌声が聞こえなかった。


去年はお父さんがいっしょうけんめい歌ってくれた。


今年はしばらく前から楽しそうに練習してる声が聞こえていたのだけれど、本番では歌っていたのかな?


また来年も楽しみに待っていよう。




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by orandanikki | 2018-11-12 06:09

2018年11月9日

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今日は結婚25周年だったけれどーー


事情があって地味〜に過ごした。



晩ごはんは焼きめし。


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生のエビを使い、夫と息子と3人で今まででいちばんおいしい焼きめしができた。


〈焼きめし〉という呼び方は実家でいつもそう呼んでいたから。


東京の祖父がはりきって豪華な中華料理を食べさせてくれようとしても、とにかく焼きめしが好きすぎて、ガッカリさせたものだった。




25周年のお祝いはこの間の日本旅行だった。


柳川のあとの神戸でお祝いのケーキ。


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シェフと夫からのサプライズでした。


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どこよりもホテルの部屋がよくて、何度も景色を眺めながらお茶していた。


さすが! のおいしさのケーキは小さな箱をもらって母にも届けて、いっしょにお祝いしてもらった。




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とくべつ長持ちするお花屋さんで今日、買ってきてくれたバラ。


日本旅行がとても楽しかったので、老後も2人で楽しく過ごせそうだ、とどちらも思っている。


悲しいことももちろんあるだろうから、そのときには神戸のホテルのお茶や、今日の焼きめしの味を、思い出の箱から取り出そう。







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by orandanikki | 2018-11-10 04:52