![]() オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki 以前の記事
2018年 04月2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 お気に入りブログ
メモ帳
ライフログ
おじいさんに聞いた話
ファビアンのふしぎなおまつり
最新の記事
外部リンク
|
1 白人オンリー
パウ&ウィッテマンの終わりに流れる
過去のゲストたちが笑ってる映像―― ものの見事に白人オンリーで 毎回、えぇっ?! と思う。 なんでここに1人でいいから黒い人を入れて作らなかったのかがとても不思議。 ポリティカル・コレクトネスを考えて、1人、入れれば済むことなのに あえてそれをしないということは、どういう意向なんだろう。 大好きな番組、Wie is de Mol? も毎年、2人くらい 有色人種の人が入れてある。 〈美人〉とか〈面白キャラ〉とかの枠に〈有色人種〉枠もあるよう。 (〈面白キャラの有色人種〉とカテゴリーが二重になることもあるのだろうけど。) 子どもニュースではニュースのテーマによって ほとんど黒人オンリーの小学校とか カンペキに白人オンリーの小学校とか あからさまにインタビューに行く学校のタイプが異なっている。 きのうの夜、パウ&ウィッテマンを見ていたら ローデワイク・アッシャー(副首相で雇用問題の大臣)がいて オランダは人種主義的な、人種差別の多い国か、という話をしていて そのあとの白人オンリーの映像がいちだんと異様に見えたのだ。 こんなに他民族な国家なのに有色人種の大臣もいないし その他、重要なポジションが白人に占められているのは いまさらながら。。。。。。(なんと形容していいのかわからない)。 どうやったら変わっていくのだろうか? ズワルテピット問題もこの間、マルチカルチャーな集まりで話したけれど ぜったいにこのままではおかしいのに、 ルッテ首相のみならずアッシャー(労働党)まで 「オランダの伝統なんだからごちゃごちゃ言われたくない」で片づけていた。 色々なことがこれから変わっていくべき。 わたし自身は日本人として社会のなかで優遇されてきて 差別を受けた経験がなかったから 気づくのに時間がかかった。 わたしはオランダが大好きで感謝もしているけれど 〈白人オンリー〉には最近、過敏になっている。 だからこそ、やっぱり、2世ではないからカンペキには喋れないけど きのうのような場所でちゃんと意見を言うことからはじまる気がする。 そういえば、小学校の集まりでもドキドキしながら発言していたので 父兄会や委員会に声がかかっていたのも 裏を返せば外国人がなにか言ってるのがめずらしかった、 ということなのかもしれない。 とりあえず、これからのオランダに注目しつつ 自分にできる小さなことはやっていきたいと思う。 どこを見ても割合が偏っていない 真のマルチカルチャーな社会は存在しえないものなのか、 考えることをやめずにいたい。 ■
[PR]
▲
by orandanikki
| 2014-02-06 19:47
1 |