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Vienna

Vienna_f0275876_04564998.jpeg


忙しかったのと暑かったのとで、2週間ぶりにジムへ。

やっぱり気持ちいい!

大学が休みでガラガラなのも嬉しい。


帰りにちょっと寄り道がしたかったのだが、汗をかいて顔が恥ずかしいくらい真っ赤だったので、結局、森のベンチで休憩。


この時間になにをしよう? と思って、Youtubeで大好きなビリー・ジョエルを聴いてみた。

Honesty1曲のつもりだったのだが、つづけて出てきたViennaも聴いたら、やっぱりとてもよくて、途中からいっしょに歌っていた。





やっぱり、こういう若者の気持ちを忘れずにいたい!

(リラックスできてなくて、必死でがんばって尖ってる感じが新鮮に感じられた。)


ウィーンに2日くらい言っちゃおうか?!

……と思って聴いていたが、わたしにとっては〈ここ〉も十分、〈Vienna〉なのだ、と思った。


旅人(留学生)としてオランダに来て、まだ旅をしている。

大人になって、親にもなれて、翻訳者にもなれたけど、やっぱりこの気持ちを忘れたくない。(歌とちょっとずれてても、自分にとっての〈Vienna〉は青春そのもの。)


***


家に戻って、もう1度、歌詞を読んだり、この歌の背景について調べていたら、この歌をビリー・ジョエル自身もとてもだいじに思っている、とあった。

(2008年7月のニューヨーク・タイムズ紙で、いちばん好きな2曲のうちの1曲と言っている。)

ドイツからナチスを逃れて移住してきたユダヤ人のお父さんもピアノを弾いていた。お父さんは、ビリーの幼少時に離婚して家を出て、再会したのは20代になってから。

お父さんが住んでいたウィーンでの再会。

街をいっしょに歩いているときに、おばあさんがそうじの仕事をしているのを見かけて、なんであんな年をとったおばあさんがまだ働いているのか、尋ねたら、お父さんが「彼女はまだ自分が社会の役に立ててると感じられるから、これでいいんだ」というようなことを言ったことにインスピレーションを得たとか。

だから、Vienna waits for youというのは、年をとるのも悪くない、という意味にも取れるーー

調べているうちに、そんな解釈も見つかった。


じゃあ、この歌はわたしのこれからのテーマソングにしよう! とも思った。


なんだかまとまらない話だけれど、世界中にこの歌を愛している人がいることがよくわかった。


ウィーンでそうじをしていたおばあさんについてお父さんが言っていた話について確認したかったのだが、見つからなかった。


でも、こんなすてきな動画を見つけた。





子どものときにドイツ・ユダヤのバックグラウンドをどう体験し、どう感じていたか、という話をとても面白くドイツの学生たちに語っています。ぜひどうぞ。


(写真はベンチで見ていた空。)







by orandanikki | 2018-07-19 04:54
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