オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
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2018年7月1日

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憂鬱だったこと。



去年、FBに載せた高校の同級生とわたしのセルフィーに、「あなたたちの後ろのアムステルダムの風景が日本みたいに見えた!」とコメントされてガックリ。

わたしたちがとても日本的だから、ということで悪意がないのはわかるのだが、じゃあ黒人だったら「アフリカみたい!」って言えるのか(言えないよね)と考えると、これは人種主義的な発言になる。


そんなことをいちいち説明するのはめんどくさいし、そんな年齢でもない。


とてもいい友だちだったけれど、このまま会わなくなるかもな、と思っていた。


でも時間もたったので、会ってみることに。

もう1度だけちゃんと話してみようと思ったのだ。


この件だけでなく、「あなたの日本人のバックグラウンドが影響してるのかな」式の発言も何度か会ったので、率直に話してみた。


(わたしは日本人であることが嫌なのではなくて、偶然日本に生まれたことより、努力してオランダ社会に根づいてきたことのほうが自分のアイデンティティの大きな部分を占めている、といういつもの話です。)



外見は変えられないから、30年住んでも「見た目がちがうね!」と暗に言われるのは悲しかった、と。



彼女を泣かせてしまったが、「あなたへのリスペクトから率直に話す」と言ったのをアプリシエイトしてもらえた。


例として、こんな話をした。

わたしがいつもあなたに、あなたの出身の田舎の話ばかりしてきたら、もう何十年もアムステルダムに住んでて自分はアムステルダマーだと思ってるのにな、と思うんじゃない? と。


これはよく通じた。


これからは、万が一また人種主義的発言があれば、「**(彼女の田舎)!」って合図してね、と言われて笑い合った。


むずかしい問題だけれど、とても気持ちのいい話し合いができて、お互い嬉しくなった。


(もしあとでやっぱり嫌な気持ちが出てきたら、それも教えてね、と言っておいた。)



わたしももっと、日本とオランダ両方が自分のアイデンティティであるというあたりまえの事実を自然に受け入れられるように変わっていきたい。


でもやっぱり、草の根レベルで、おかしいと思ったことは率直に話し合える関係性は大切にしたい。


いちいちめんどくさい尖った人間ーー

これがいちばんわたしのアイデンティティかもしれない。



写真はDe jaren。


彼女がバカンスから戻ったら、また会う約束をした。

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by orandanikki | 2018-07-01 20:17
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