オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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トークイベント②

紀伊國屋書店新宿本店。

テレヘンさんの代わりに、谷川俊太郎さんとお話しさせていただいた。


テレヘンさんとの出会い、谷川さんとの出会いなどについてもお話しした。

ハリネズミをきっかけに『星空の谷川俊太郎質問箱』のイラストも担当し、新たな谷川さんとのプロジェクトもある祖敷大輔さんにも途中から登場いただいた。


祖敷さんとは前夜もご一緒する機会があり、その際、谷川さんがどんなに色んなことを包括的に受け留め、ご理解くださっているか、という話になったことなども、お話しした。


テレヘンさんを日本で紹介できたのは、谷川さんを中心とする、わたしたちのチームワークだったのだ、と。


テレヘンさんの来日が中止になっても、予定どおり来日した文学基金の会長ティツィアーノ、児童書担当のアグネス、お母さまが日本人という若いスタッフのあかねさんも見に来てくれた。


ティツィアーノはテレヘンさんの詩をいくつか、その場でお願いして快く朗読してくれた。

そして、「日本でこれほどハリネズミが読まれている理由はなんだと思うか?……サキの翻訳がすばらしいことのほかに考えられることを聞かせてほしい」と、ユーモアを交えた質問をしてくれた。


谷川さんは、多くの人が共感するものに理由はない、とおっしゃっていらした。

祖敷さんのお答えと自分が言ったことをうまく思い出せないのが情けない。すみません!


谷川さんがテレヘンさんの詩を朗読してくださるとお聞きしていたので、わたしも事前にあらためてテレヘンさんの詩と谷川さんの詩の好きなものを読んでいたら、ふとどちらの詩を読んでいるのかわからなくなる瞬間があった、ということもお話しした。

そして、わたしが大好きな谷川さんの〈芝生〉も朗読させていただいた。

日本とオランダ、まったくべつのバックグラウンドで、谷川さん自身もそうお思いになる接点があるのが不思議。

谷川さんは物の見方が似ている、というようなことをお話しされていた。(これもきちんと覚えていないのが無念。)

テレヘンさんが日本文学や禅に惹かれてきたことにも関係しているかもしれない、とお話しした。



イベント終了間近にさいごの質問として、わたしの大親友が質問してくれたのだが、ちょっと要点がまとまっておらず、いっしょうけんめい聞いていてもどうしても理解できなくて、思わず「なにを言ってるのかぜんぜんわからない!」と正直に言って、会場が笑いに包まれてしまった。

小学校からの友だちなんです、とあわてて付け足した(でなければ失礼すぎ)。

りえさんは途中から質問の意味がわかってきたらしいのだが、わたしにはさいごまでわからずじまい。

終了後は「盛り上げてくれてありがとう!」と笑って終わってしまったのだが、あとでメールを交わしてようやく彼女の言わんとするところが明らかになった。

いまここでそれを書こうとしたのだが、やっぱりうまく説明するのはむずかしい。

そんなところに気づいてくれて、ありがとう!


*   *   *


遅い時間に谷川さんを囲んでお食事させていただけたのも嬉しかった。

谷川さんが年齢を超越して、年下でも人と人として接することができるのを尊敬し、自分もそうでありたいと思う。


……以上、ぜんぜん伝えきれずにすみません!


テレヘンさんが来れずに残念だったけれど、とても貴重で楽しい体験でした。



打ち上げの写真、皆さんに許可をいただいたので載せます。


f0275876_22552327.jpeg


(右端が祖敷さんご夫妻)




さいごに、谷川さんの〈芝生〉はこんな詩です。


そして私はいつか

どこかから来て

不意にこの芝生の上に立っていた

なすべきことはすべて

私の細胞が記憶していた

だから私は人間の形をし

幸せについて語りさえしたのだ




テレヘンさんの詩にもこんな空気が流れている。

いつかテレヘンさんの詩集も紹介できるといいな。








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by orandanikki | 2018-05-28 22:41
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