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クリスマスのコマーシャル
スーパーマーケットPlus(プルス)のクリスマスコマーシャル。
〈よい食事は、共に食べること〉というキャッチフレーズ。 両親が離婚した女の子が、パパもいっしょにクリスマスを祝いたくて、作戦をたて、グルメット(オランダの鉄板焼き)のミニ鉄板をパパの小さなクリスマスツリーのもとに置いてくる。それをもってパパがママの家に来ると、一同、戸惑いつつも歓迎してくれ、みんなでグルメットを楽しむ、というもの。 これを見て、〈両親が離婚していてこんなふうにいっしょにクリスマスを祝えない子どもが傷ついてしまう〉〈そんな子どもを見る親もつらい〉、という意見が出て、論争を引き起こした。 たしかにそうだけれど、それを言うなら父の日や母の日もそうだし、傷つく要素は社会のなかにいくらでもあると思う。 「コマーシャルが意図するのは、人々の心に触れ、どんな状況であってもとくべつなクリスマスにしよう、というインスピレーションをあたえること」とプルス側は言っているそう(AD紙より)。 勇気のあるコマーシャルだと思う。 そして女の子がとてもステキ。 バスルームでひとりで作戦を練っているところ、物語にぐっとひきこまれてしまう。 オランダ語にはvechten(闘う)と echtscheiding(離婚)を合わせたvechtscheidingという造語があるくらい、親の離婚問題は子どもを苦しめることもあるけれど、親が離婚していなくて温かな家庭で育っても、どこかちがうところで人生がつらくなることもある。 離婚していない家庭が温かいともかぎらない。 それでも、子どもは、人間は、たくましいものだと思う。 いっぱい悲しい想いをしても、楽しい人生にしていけるはず。 2分の動画、よかったら見てみてくださいね。 ちなみに、グルメット。こんな小さな鉄板で個人々々好きなものをのせて焼いて食べるところに、個人主義的な文化があらわれているようで面白い。
by orandanikki
| 2017-12-16 01:25
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