以前の記事
2021年 07月2019年 09月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 お気に入りブログ
メモ帳
リンクフリーです。
記事・画像の無断転載はお断りします。 メールはお気軽に sakiamsterdam@gmail.comまで。 ハリネズミやリス、その他の本の感想もうれしいです! インスタグラムはこちらからどうぞ! ライフログ
その他のジャンル
最新の記事
外部リンク
|
FLANDERS LITERATURE
パブリッシャーズツアーは各国の出版社の方をご招待して開かれるものなので、わたしはりえさんの通訳として特別参加させてもらった。
(フランダースとオランダの各出版社との個別面談はオランダ語にしてもらったが、みんないっしょの英語でのプログラムはなかなか自分でも理解しきれず、ぜんぜん通訳の役を果たせず申し訳なかった。) 図書館や博物館を案内してもらったり、作家たちとの出会いの場があったり。 フランダース文学基金の方たちの熱意がとてもよく伝わってきた。 プロモーションが仕事なのだからあたりまえといえばそうだけど、ほんとうに本が大好きだということがほとばしり出ていた。 そしてフランダースの土地柄なのか、細やかで、気品があって、彼ら個人の人間性がほんとうにすばらしいと、りえさんと感動した。 ミヒールさんとエリーゼさん。
ミヒールさんは本の内容を情熱的にとてもわかりやすく、興味がわくように話してくれるのが以前から印象的だった。彼のすばらしい語りをりえさんにも聞いてもらえた。 ミヒールさんのジョークがわたしにはツボ。 「あなたたちにとってはじめてのフランダースの作家との出会いですね……そう、彼らはこんな姿をしています」と言うと、作家の方たちも爆笑。 揚げ物の夜、なかなか減らないフライドポテトの山について。「これが前菜でこれからメインが出てくるから、前菜を食べきるように!」 若いスタッフのリンさんとヨーさん。 いろいろ大変なのに常に笑顔で気持ちのいいおもてなし。 この2人の存在は大きかった。 百聞は一見に如かず、とはほんとうで、やっぱりその場に行き、実際に作家の方たちとお話しすると印象がぜんぜんちがってくる。 事前にパンフレットではそれほど興味がなかった作家に会って、がらりと印象が変わったこともあれば、楽しみにしていたのに実際に会って残念ながら興味が薄れた、ということもあった。 わたしがお目にかかりたかった方には「この本がいつか私たち2人の本になることを願って」という言葉をサインとともにいただいた。 もうこれはがんばるしかない!! オランダ語から日本語に、大人の文学を翻訳できる人の絶対数がまったく足りていない現状をどう変えていくか、ということも話し合った。 少しずつ、将来、変わっていくように。 わたしはとにかく、わたしが訳した本を読んで自分も訳してみたい! と思ってもらえるように、たいせつに翻訳をつづけることがいちばんだいじ。 各国の参加者と、ニュースとはちがうその国の実情について話し合えるのがとっても楽しかった。 参加者全員が気持ちのいい人ばかりだったのも、みんな〈文学〉という共通のパッションをもっているからだろうか。 もっともっと世界の色んな人と話がしてみたい気持ちになった。 また将来、こういう機会があるといいな。そのためにも仕事がんばっていこう。 フランダース文学基金の英語版サイトがリニューアルして、すばらしく充実しているので、ぜひご覧になってくださいね。
by orandanikki
| 2017-06-18 19:03
|