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翻訳の仕事
ウィレム・ユーケス著『よい旅を』が
新潮社から刊行されました。 書きたいことはたくさんあるのだが またいつの日か、時間を経てから。 日本で読んでくださる人たちの気持ちも考えたし ユーケスさんの気持ちが誤解されないように ということも考えて 話し合いを重ねて、言葉をえらんだ。 よい翻訳者がするのは筆者の言葉を正確に伝えることだけだから そんな必要はない! とオランダのある方に言われたときには 日本人であるわたしが日本の友人の気持ちを考えないわけにはいかないし、 このままでは読者に誤解されるとわかっているのに そのままにしておくこともできない、 よい翻訳者でなくてもいいからそれだけは譲れない、と思った。 いちばんに読んでくれた広島の友人は 苦しい気持ちを正直に伝えてくれたし それでも読んでよかったと言ってくれた。 その言葉を大切に、忘れずにいたい。 谷川俊太郎さんの帯はほんとうにうれしかった。 この仕事のわたし個人にとっての意味合いが 谷川さんからお言葉をいただけたことで変わったし、 別のところからす~っと光をあてていただいた感じがした。 色んな偶然が重なって、 多くの人に読んでもらえる本に仕上がった。 翻訳はやっぱりわたしにとって大切なこと。 『天国の発見』や『ヨーロッパの100年』のような大作だけでなく この本を訳すこともわたしがオランダにいる意味だったのだと思う。 これからも地味~に、 感謝の心とともに 自分なりに仕事をしていこう。
by orandanikki
| 2014-08-03 19:34
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