オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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Peter van Uhm元将官のスピーチ

ファン・ウーム元将官の戦没者追悼記念日でのスピーチがあまりにすばらしかったので。

こんな内容でした。(だいたいの、ぎこちない訳です。)

 私の父は第2次世界大戦中、ワール河岸で戦った。
 人と人が殺し合う戦争で、父は〈闇〉を見た。
 人々は捕まり、迫害された。彼らが〈我々〉ではなく〈彼ら〉であったために。
 人々は〈彼ら〉が彼らであったというだけで殺された。
 人々は抵抗運動をおこない、非人間的行為と闘った。
 彼らは勇気があるがゆえに命を落とした。
 彼らのことを我々皆で敬意とともに思い出したい。

 幼いときから戦争のことはよく知っていた。
 父の話をとおして、そして我々のために戦った連合軍の話をとおして。
 彼らは我々のために、他国で他民族とともに戦ったのだ。
 私は深い感銘を受けた。
 
 16歳のとき、自分の周りを見てみると、大戦は終結していても、
 生き残った人たちにとっては終わっていないことに気がついた。
 多くの人々はいまだに日々、〈闇〉を感じていた。
 公平さのための闘いは決して終わらないことを認識した。
 自由のための闘いは、毎日、新たにはじまるのだ
 ――個人の中で、そして社会において。
 
 私は自分自身に問いかけた。
 ペーター、何百万人もの人々が奪われた選択の自由がお前にはある。
 人生で何をする? 世界をよりよくするために何をする?
 私は兵役に就くことにした。そこに〈鍵〉がある、と信じるから。
 兵役に就く者は〈私〉〈彼ら〉という考えだけでなく
 〈我々〉という立場でも考えるものだからだ。
 不正に打ち勝つことは、そこからはじまる。
 なぜなら、よりよい世界における自由・平等・公平は
 人々が共につくるものだから。

 息子も兵役に就く決意をした。
 なんと誇らしげだったことだろう。
 息子は他民族のために他国で命を落とした。
 5年と16日前に。
 それからの日々はなんと深い闇に包まれていたことだろう。
 
 理想や明日のよりよい世界にどんな意味があるだろう?
 ――そのために今日、自分の息子を失ってしまったというのに。
 この私もそう自分に問いかけねばならなかった。
 
 息子の死から2週間後、2008年5月4日にわたしはここに立っていた。
 死と向き合わざるを得ない困難なことだったが、意識的に選んだことだった。
 オランダのすべての戦没者にささげられたこの慰霊碑だけでなく
 ここ、ダム広場と国じゅうの連帯感が私を支えてくれた。

 5月4日の戦没者追悼記念日の存在が、軍人であることを苦しく感じた闇の日々に
 私が正しい道を歩みつづけられるよう、助けてくれた。
 5月4日の存在によって、我々皆が正しい道を歩みつづけられることを願う。
 今日だけでなく、残りの364日も。
 5月4日の追想と連帯感が、〈私〉中心時代において
 ふたたび〈我々〉という意識を取り戻させてくれることを願う。
 なぜなら、良いことが生まれるのは〈私〉〈彼ら〉ではなく、
 〈我々〉という意識からだからだ。
 歴史がそのことを教えてくれた。
 我々はそれを思い出しつづけねばならない。
 〈我々〉という考えを忘れない、ということを我々は約束しつづけねばならない。
 それは自分自身との約束であり、他の人たちとの互いの約束でもある。


すばらしさをうまく伝えきれないけれど、だいたいこんな感じです。

いままで聴いたスピーチの中で、かぎりなく最高に近いスピーチだった。
 

こちらも是非どうぞ。(右にスピーチの動画があります。)


この短さで父親から息子のことまで

誰にでもわかる明確な言葉で伝えているのがすごい。

声も、話し方も、わずかな身振りも。

いつかスピーチの機会があれば、これをお手本にしたいと思っただけでなく

まっすぐな生きる姿勢そのものをお手本にしたいと思った。
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# by orandanikki | 2013-05-05 23:33

戦没者追悼記念日

いつもどおり夜8時から2分間、黙祷。

オランダ領東インドで日本軍統治下に命を落とした方たちへの花輪もあるので、

やっぱり日本人としてフクザツな想いを感じずにはいられない瞬間。


5年前にオランダ軍の司令官に就任した翌日、

アフガニスタンに派遣されていた息子さんが爆弾で命を落とし

それでも強い意志で任務を務め上げた

ペーター・ファン・ウーム(Peter van Uhm)元将官のスピーチが

とても簡潔で力強く、人間愛に溢れていて、

終わったあと、拍手が沸き起こった。


紹介したかったのだが、記憶力が悪すぎて。

(インターネットにもまだ出てなかった。)


この間の即位式のテーマ〈samen 共に〉に重なることが述べられていた。

今日だけでなく、残りの364日も考え……

〈私〉〈彼ら〉ではなく〈私たち〉で……(記憶があやふや)


なぜなら、〈私たち〉という観点からこそ、良いものが生まれてくるのだから――

という言葉で結ばれていた。


万人の心に響くすばらしいスピーチ。

息子を失ってまで軍人をつづけることの意味を問うていた

自らの苦しみと向き合い、そのことにきちんと触れていたからだろう。


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雲がきれいだった。

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影もきれいだった。

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晩ごはんは2日目ポトフのカレー。

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ベランダで日向ぼっこしながらランチを食べる夫。


この光景も、ジムで新しい体操を習って筋肉痛の体も、

すべては戦争でなく平和だからこそ得られる貴重なものだということ。

明日からも忘れないようにしなくては。
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# by orandanikki | 2013-05-05 04:36

Pica Picaでパエリャ

天気がとてもいいので、夫とデート。

まずは新たにできたMarks & Spencer に行きたかったのだが、

見つからなかった。

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即位式の名残り。

王宮は一般公開しているようで、

長蛇の列になっていた。


なぜ、即位式の翌日にダイヤが乱れるのかぜんぜんわからないのだが、

トラムがなかなか来なくて……


停留所で隣り合わせたおばさんとおしゃべり。

きのうの即位式の話から

(ウィレム=アレクサンダー、緊張していた。

いきなり噛んでしまったバルコニーのスピーチは

放送でカットされるようになってしまった。

ミュージアム広場は大混雑のようにテレビでは見えたが

実際はそうでもなかった)、


あちらはお兄さんに晩ごはんを届けるところで

晩ごはんの内容はカリフラワーとジャガイモとベーコンを巻いた豚肉、

うちはこれからマークス&スペンサーに行ってから

スペイン料理のパエリャを食べに行く、

という個人的で具体的な話まで。


結局、街ではなにもせず、トラムとメトロを乗り継いでレストランへ行った。

Pica Picaにて。

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2回目だけど、海老のエキスたっぷりの濃厚なソースで

前回よりもおいしかった。

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わたしのティラミスはマスカルポーネたっぷりのちょっと重たい感じのもので

ぜんぶは食べられなかったけれど、素朴でおいしかった。


スペインの音楽が心地よくて、

Rosario Floresという歌手だと教えてもらった。


You Tubeの動画がうまく直接、貼れないのですが

よかったら聴いてみてください。

〈Aqua y sal 水と塩〉

というタイトル以外、意味がわからないけれど

愛の歌なのだろうか……?


ときどき、日本語のように聞こえるのが不思議。

メロディーも馴染みやすくどこか日本的な感じがして

家に帰って、何度も聴いてみた。
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# by orandanikki | 2013-05-02 06:05

ウィレム=アレクサンダー即位式

無事に終わりましたね。

雅子さまの笑顔が見られたことも嬉しかったです。


雅子さまのことを知らない息子が

新教会でまわりの方たちと接するお姿を見て

「すごいね、握手してる、喋ってる」と驚いていたので

どういう方かを説明した。


ひさしぶりに本来の自分らしい場で、

生き生きと楽しまれていたのではないか、と思います。



ウィレム=アレキサンダーのスピーチの中にこんな1節があった。

(だいたいの訳です。)


国王になるにあたり、

妻マキシマのサポートが得られて如何に幸運なことかを実感している。

立場上、自らの自由が時に制限されることを知りつつ、

妻は我々の国を抱きしめ、オランダ人の一員となった。

これからも多くの才能を国王としての私とオランダのために

費やすことを心がけてくれている――

(あくまで、だいたいの訳です。)


マキシマのオープンな人柄が良かったからでもあるけれど

先代も先々代も外国人(ドイツ人)の夫だったし

王室にかぎらず国全体が外国人を受け容れるメンタリティーだから

ますますマキシマは輝いていったのだろう。


色々あってもやっぱり、オランダはいい国だと思える。

(アマーリア王女は将来、どこの国の人と結婚するのかも、興味深い)


まぁ、君主制に反対して1人で路上で抗議していた

共和主義者の女性が、また不必要に逮捕されたとか

おかしなことはあるけれど。

(昨夜のパウ&ウィッテマンでお祝いムードのゲストに取り囲まれ

1人で、もう君主制の時代ではないことを訴える姿はカッコよかった。

今夜も番組に出るらしい。)


セレモニーの笑いどころは色々あって、

息子と楽しんで見ました。


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国民の80%近くが君主制支持者だそう。

テロもなく、穏やかな1日です。
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# by orandanikki | 2013-04-30 23:49

20年目の春

ギリギリまで仕事をしてスキポールへ。

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日本へ帰られる方がオランダで使っていた携帯を落とされたそうで

もう少しで会えないところだった。


もう会えないだろう、と思っていたところに

探してみようとした方向から歩いてこられて

無事、笑い合い、楽しい話をすることができた。


会えても、会えなくても受け留めよう――

今日はそんな達観した気持ちだったのだが

もう1度、お話しするべき方だったのだろう。


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おいしいカレーをもらったからぜひ食べてみて、ともってきてくださっていて、

家に帰っていただきました。

トマトとマトンのおいしいカレーでした。


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今年のお花たちもそろそろおしまい。

そういえば、ここに引っ越してきてから

ちょうど20年目に入っていた。


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ずっと見守りつづけてくれている木。


高校の同級生がたまたまこの通りに住んでいたから

切迫流産しかかってようようオランダに戻ってきて、

ロッテルダムに住んでいたので見に来ることもなく

電話で話を聞いただけで決めた家なのに、

こんなに長い時間を過ごしてきたんだ。


ボロボロだけど大好きな家。


ここに住めたことも縁だし、

今日、すれちがわずに会えたことも縁。


いいことしか起こらないんだから、

なにも心配しなくていい。

悲しむ必要なんてないんだ!


――駅からの帰り道にふと、

真っ青な空を見上げてそう思った。
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# by orandanikki | 2013-04-29 05:26

お見舞い

きのうはライデンのお父さんのお見舞いに。

いっしょに晩ごはんを食べさせてもらった。

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お父さんはまだ手が動かせないので

お母さんが食べさせてあげていた。


もう3ヵ月になるのにお母さんがぜんぜん疲れてなくて

いままででいちばんきれいに見えたのがすごい。

ボランティアの仕事も再開したのだそうだ。


車椅子に乗せるだけで大変なところを

リハビリでスイミングに行ってみたら

とても楽しかったそう。

ふつうに泳げることに驚いて

スイミングの後は爽快な気分だったらしい。


それで、これからリハビリに週に2日、スイミングが加わることになった。

着替えさせて、担架で運び、べつの担架に移されて……

1人の人を泳がせるのに何人もの介護者のチームがつく。


どこもここも財政削減だが

いまのところはまだ、文句のつけどころのない介護が受けられている。


ここのリハビリ施設には患者の委員会が存在し

患者の声を介護の向上に活かしてもらえる。


患者の要望によってStiltekamer(静寂の部屋)が作られたそうで

金曜の夜でにぎやかなカフェテリアを出て、

まるで自分の家のリビングにいるような部屋でくつろいでお話しできた。


いままで色んな施設を見てきたけれど、これは初体験だった。


お父さんは問題があればきちんと担当のセラピストと話し合うことができるので

4人部屋に入れられそうになったときも2人部屋にしてもらえたし

夜の尿の問題も介護者の便宜ではなく

自分が眠れることを最優先にするようにしてもらったそう。


長期療養のストレスがたまらずポジティブでいられるのは

きちんと自分の意思を冷静に話せるか、にかかっている。


安楽死の講演で話したとおり、

この国ではそれがいちばん肝心なこと。


施設をとおして同じ病気だった人とコンタクトを取ることもできた。

自分のつらかった体験から、少しでも同じ病気の人の不安が取り除けるよう、

話をして回っているのだそうだ。


とにかく、不幸中の幸い、の言葉どおり

介護の手厚さ、元は健康な体とポジティブな心で

とてもよい状態のなかにいる。

「治ったらまたスシを食べにいくよ(笑)」と

みんなで笑い合ってお別れした。



ほんとうに楽しいひとときだった。

会えて嬉しい、と言ってくれる人たちがいること。


わたしがオランダにいる意味はそれに尽きる。

大切にしよう。


お見舞いに行ったのに、ポジティブなエネルギーをいっぱいもらい

元気になれた夜でした。
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# by orandanikki | 2013-04-27 18:21

即位式に向けて

今日はKoningsspelen

30日に即位式を迎えるウィレム=アレクサンダーとマキシマ新国王夫妻が

スポーツ好きなので、

オランダじゅうの小学校でみんなで朝ごはんを食べてから

スポーツをしよう! という催し。


ほとんどの子どもが楽しんでいるだろうけれど

スポーツが好きでない子どももいれば、

みんなでなにかをするのがニガテな子どももいる。

わたしはそんな子どもだったので

つい昔の自分と重ねて

楽しめない子どもの気持ちを考えてしまう。


〈Samen――みんなでいっしょに〉が新たな国王を迎えるにあたってのテーマ。

財政危機のせちがらい世の中、

この機会にみんなで心をひとつに合わせよう、というもの。


でも、samenはほんとうにむずかしい。

みんなで国王を祝って30日に歌おう! という趣旨で作られた

Koningslied(国王の歌)は国民の大ブーイングで

制作者がネット上で「オランダの恥」、「死ね」と責められ

いったん白紙に戻ったのに

即位式委員会がこの歌でいく! と強引に決定。

国民がこの歌をめぐって二分化されてしまった。


以前、マキシマ新女王が

「De Nederlander(典型的なオランダ人)は存在しない」と発言して

多くの国民のヒンシュクを買ってしまったけれど

やっぱりそういうことを感じる。


日本のように誰でも高校までは出る、という国ではないから

やっぱり教育レベルの差は痛感する。


もちろん、高い教育を受けた人=すばらしい人ではないけれど

たまに、単純な笑いどころがまったくちがう人がいて

わたしが25年間に知り合った〈オランダ人〉とはちがうタイプの人たちのほうが

実は国の大多数を占めているのだ、と実感することがある。


なんだかなにを書いているのかわからなくなってきたが、

とにかく〈samen〉はむずかしい――

即位式を前にそう思う。



***



昨夜は息子の彼女が泊って、今朝早く彼女だけ大学に。

晩ごはんを作る気がぜんぜんしなかったのだが、

なんとか頑張ってヘルシーな魚と野菜の焼き飯を作った。

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ど~ん、とそのまま。

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たった4人でも人間関係はカンタンではない。


「育ってきた環境がちがうから~」(SMAPのセロリ)がテーマソングのように

夫婦の歴史のなかで何度、感じてきたことだろう。


samenはむずかしくて、やっぱりステキなことなのだと思う。


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# by orandanikki | 2013-04-26 19:06

ありがとうの輪

気持ちのいい午後、友だちにジュースをごちそうになり、話をする。

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「ありがとう」と言ってもらって、ほんとうに嬉しかった。

不思議とおたがいの考えていたことがシンクロしていた。


その1つが、エネルギーのある人、余裕のある人が

助けられるときにまわりの誰かを助ければいいんだ、ということ。


今回はわたしが助ける番だし、次回は立場が逆かもしれない。


助ける相手は助けてくれた人本人でなくても

べつの誰かであってもいい。

そうやって世界が回っていく、というのがステキなところ。


助けさせてくれて、「ありがとう」と言ってくれるのも

逆にものすごく大きなものをもらうこと。

ほんとうに、「ありがとう」をありがとう! と思う。


帰りにスタバに寄った。

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最近、自分と向き合うのが恐くて

スタバで日記を書くのを避けていたのだが

ここでストン、と胸のつかえが取れた。


ミルクティーはおいしいし、人生はなにがあっても楽しいな――

心からそう思えたのはひさしぶり。

これも友だちと過ごした短いひとときと「ありがとう」のおかげ。


ありがとうの輪がつながっていけば

世界は少しやさしい場所になる。


家に帰ったら、夫が短パン姿でトンカツを作ってくれていた。


「なんか、おなかがすきすぎて手が震えてる。

パパみたいだ(笑)」

空腹に極端に弱いところがなぜか夫婦でいっしょ。

「ぜんぜん耐久力ないね」

「5時間でフラフラ…」

「なにかあったらすぐ死ぬね」

と言い合いながら出来たトンカツは――


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「はぁ~っ、おいしい~!!」と何度も声が出るくらいおいしかった。


ありがとう! ごちそうさまでした。
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# by orandanikki | 2013-04-25 03:45

回復

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ジムの帰り道、きれいだな、と思った風景。

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晩ごはんはカンタンにアルバートハインのチキン・ピリピリ。

母がいかなごのくぎ煮以外にもたくさん佃煮やふりかけを送ってくれたので

今日もごはんと味噌汁にした。


ちょうど日本からの仕事の電話を待ちながらだったので

落ち着かなかったけど、がっつりおいしく食べました。


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これはきのうの夜のおさんぽ。

週に2度、ウォーキングを再開したのだ。


オランダのサイトで、フィットネスは骨への負担が軽すぎて

骨密度を保つための骨形成促進にはウォーキングのほうがいい、と書いてあったので。

バーベルを上げるデッドリフトなどの筋トレもいいそうなので

ウォーキングとジムを組み合わせていくことにした。


ジム通いが楽しくて、ウォーキングをしなくなっていたのだが

ひさしぶりにしてみたらとても気持ちよかったので

週2回はつづけようと思う。


空を見上げる楽しみも戻ってきた。


仕事でちょっと意外な話があったり、

元気出してね、と友だちがメールをくれたりで

少し元気が出てきた。


友だちは自分も元気がなかった話を書いてくれていて

わたしはやっぱりそういう寄り添う気持ちが嬉しいし

自分が誰かを励ますときにもそうしたいな、と思った。
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# by orandanikki | 2013-04-24 04:10

友だちの作り方

なかなか元気が出なくて日記が書けませんでした。

いいときも悪いときもあるのが人生。

ここはぐっとこらえよう。

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土曜日に夫とラプラス・ランチ。

ラップサンドにはマンゴーが入っていて、生ハムとチキンとよく合った。

わたしはジュースはあんまり飲まないので仲良く半分つ。

デートみたいだねぇ、とふざけ合いながら。

ストロベリー&バナナジュースもおいしかった。

割引券でぜんぶで8ユーロくらい。


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昨夜の晩ごはん。

いつもは夫にお任せの、サバの燻製の骨抜きもぜんぶやりました。

(息子は小骨が多い、と顔をしかめながら食べていた。)


メインは母の送ってくれたいかなごのくぎ煮。

これが食べたいために、ごはんと味噌汁にした。

なつかしくておいしい味でした。



この間、来た女の子たちがほんとうにいい子たちで

夫と感心してしまった。


アルバ島から来ている子はどんな話題になっても

ちゃんと自分なりの質問ができるので、

会話が広がって楽しかった。

しっかりしているなぁ。


アルバに大学はないので、

高校の友だちはみなオランダやアメリカで勉強している。

夏休みにアルバに帰って友だちに会うのが楽しみなのだそうだ。


ブラバント州から来ている子も明るくてしっかり者。

お父さんが亡くなったばかりなのに

「家でじっと悲しんでいても仕方ないから」と

ちゃんと授業に出て試験も受けている。


化粧を取ったらぜんぜんちがうから驚かないでね、と言ってたら

「そんなにちがわないよ、ちゃんと誰だかわかったよ(笑)」と

気のきいたことを言ってくれた。


(はじめての人に)よく素顔を見せれたね、と息子に言われたけど

なんだか彼女には見せられる感じだったのだ。


そして、息子。

女の子2人が楽しめるよう

彼なりの気づかいをしていて、えらいなぁ、と思った。


三人三様のよい仲間。

どうやって友だちになったのか、聞いてみると、

大学に入学したとき、誰と友だちになれるか見極めるために

「Hoi, ik kom vandaag naast je zitten
(やあ、今日は君の隣に座るよ)」と言って

何人かの人と話してみたのだそうだ。


「最初から社交的だったよね」と女の子たちが息子のことを言ってくれていた。

小学校や中高で遊び、じゃれ合っていた関係とはまたちがう

大人な友だちの作り方。


ブラバントの女の子を励ましたように

もし息子になにかあっても励ましてくれるだろう。

ほんとうに、もう息子はしっかりした大人なんだ。


嬉しいことなのに、またちょっぴり寂しくなってました。

(空の巣症候群、意外と根強い?!)


ホイ、と声をかけた息子と

25年前に留学してきて友だちが1人もおらず、

とりあえず、隣にいる人に「ハロー」ということからはじめよう、と

思って実践していた自分がちょっぴり重なった。


あのときは英語もオランダ語もかぎられたなかで

必死のバッチでよくやってたなぁ。。。


自分から一言、声をかける、という小さな一歩で

世界は広がっていくと思う。


簡単なことだけど、

息子がそれを身につけることができて、よかった!
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# by orandanikki | 2013-04-22 23:15