オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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2016年3月31日

きのうはホームドクターへ。

亜急性甲状腺炎の病後についての話。

血液検査の結果は電話でアシスタントに聞いていたのだが、

ぜんぶの数値をプリントアウトしてもらってきた。


TSHだけ低いけれど、ほかがすべてきれいなので

ゆっくり時間をかけて数値がもどるのを待つ、

心配せず運動もできる、とのこと。


ボスニアでホームドクターだったリルヤに

2回もウィルス性の病気になるのは

抵抗力が落ちているから、と言われて、

その言葉だけで病気になりそうだったけど、

ちゃんと血液の状態がいいから大丈夫! と

言ってもらえると、

それだけで元気になれる。


ストレスの源、病気の源だったことも

日本から教えてくれた人がいて全貌が明らかになり、

気分はさっぱりした。


気持ちのいい人たち、たいせつな人たちと

誤ったことをせずに前を向いて

支えあって生きていこう!


きのうはホームドクターでホッとしたあと、

ぼんやり買い物していて

アルバートハインのセルフレジに

全財産はいったバッグを置き忘れた。

(いつもは家からエコバッグだけで行くので、

バッグをもってることを失念したのだ。)


3分後に気づいて全速力でもどったら、

無事、置いてあってホッ。


夜は連絡の途絶えていた会計士からメールがあった。

せっかく申告してもらったのに、

わたしの不注意で漏れていた事項について

大丈夫! と言ってもらえて3度目のホッ。


晩ごはんはーー

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夫と2人だったので、

アルバートハインの今週の値引き商品、

生パスタとソースで2ユーロ、というのに

ベジタリアンボールをのせて。

(食べはじめてだいぶたってから

ベジタリアンボールをオーブンに入れたままだったのを

思い出したので、食べかけの写真。)


さて、気分スッキリ、早起きできたので

そうじをしよう。
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by orandanikki | 2016-03-31 17:02

2016年3月27日

今日はトーン・テレヘンさんの朗読を

リルヤといっしょにDe kleine komedieに

聴きにいった。


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小さな子どもがいっぱいで、なつかしいね、と話す。


Het Wisselende Toonkwintetという名前のクインテットの演奏と

テレヘンさんの朗読。

Het geluk van de sprinkhaan(キリギリスの幸福)という

なんでも売っているお店をやっているキリギリスのお話。


いつもは本のしずかな世界で味わっているものを

朗読と音楽で楽しむーー


スタイルに慣れるのに少し時間がかかったけれど

若い作曲家でギタリストの

Corrie van Binsbergenさんは

こういうふうに感じて、

こんな音楽にしたんだ、というのを知るのも楽しかったし、

テレヘンさんの朗読を聴くのも楽しかった。


これで、あとがき執筆の要素がすべてそろったから、

楽しいあとがきになるようにがんばろう。


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「わたしはいいから、リルヤに2回、サインしてあげて」とお願い。

リルヤは詩を書くので、友だちにプレゼントしてもらった

テレヘンさんの本を持参していたのだ。

(リルヤが手にしているのが今日とおなじ内容のCD。)


「サキはぼくの本を日本語に訳してるんだ」と

クインテットのメンバーに言ってくれてるところ。


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写真を撮ってくれた女の子が「好きなのをえらんで」と

いっぱい撮ってくれていたので、

自然な写真が撮れていてうれしかった。

今度、自分が頼まれたらこの方法を真似よう。



とっても楽しかったね〜! と言いながら歩いているとーー

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きれいな二重の虹が見えた。


興奮さめやらぬ2人。

「これはなにか意味があるのかな?!」

「わたしたちのお父さんが空から見ててくれるんじゃない?」


そんな時をリルヤと共有できました。


テレヘンさんにはまた会える。

テレヘンさんも楽しみにしてくれているのがうれしい。

がんばらなくては!
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by orandanikki | 2016-03-28 03:57

2016年3月26日

夫の腰痛がひどかったので

救急外来に付き添った。


幸い、ヘルニアなどではなくギックリ腰で

1週間程度で治るよう。


ビックリしたことが2つ。

1つ目は救急外来にかかると

300ユーロもすること!


もう救急外来にもおいそれと行けないような

福祉になってしまったんだ。


幸い、病院内のhuisartsenpost(家庭医の代診)のほうに

まわしてくれたので、痛み止めをもらうのに

法外なお金を払わずに済んだ。


2つ目は、薬局まで遠く離れていて不便なこと。

わたしが取りに行けたからいいものの

1人だったらどうやって行くんだろう?!


(市販の強い薬ではまったく効かなかったので

イースターが明けるまで待てず、

救急外来に駆けこんだのだ。)


お年寄りとか歩けない人とか、

弱者にやさしくなさすぎ。



おなかペコペコで帰ってきたらーー



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息子がおいしいスタンポットを1人で作ってくれていた。


我が家のオリジナル、

エンダイブとザワークラウトを両方入れたものに

さらにタマネギとニンニクも入っていて

タマネギの甘みがとってもおいしかった。


手順もタイミングもすべてうまくできたそう。

簡単そうだけど、わたしはスタンポットを作ると

結構、疲れるので、

よゆうで作った息子に感心。


3つ目はうれしいビックリでした。
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by orandanikki | 2016-03-27 05:57

2016年3月25日

昨夜、書きかけて

あいまいなので投稿せずに寝た日記が

消えずに残っていたので、

さいごまで書きました。


* * *


ヨハン・クライフが亡くなって

涙を浮かべた人たちが思い出を語るのを聞き、

神業のようなゴールをいくつも見た日。


いちばん心に残ったのは、

肺がんであることをスペイン語で

記者会見で話していた映像。


病気の治療でとても大変、と

苦しそうな表情で告げてから

こう言っていたのが印象に残った。

(オランダ語字幕を1度、見ただけなので

きちんとした訳ではないけれど。)


とても大変だけど、世界中の人たちからお見舞いに

たくさんのポジティブなエネルギーをもらえて

いまは力がみなぎってくるーー


そう言ったときの表情に

病気に直面する人間の弱さと

励ましを心からよろこぶ控えめだけど強い喜びが

凝縮されていて、

〈神〉ではなく人間としてのクライフに

親近感を覚えた。


〈ポジティブなエネルギー〉と2度、

くりかえして言っていて、

どんなにすごい人でも

結局、さいごにいちばんうれしいのは

人のあたたかさなのだなぁ、と

そんなことを深夜に考えていた。



ブリュッセルのテロのことも書けていない。

De wereld draait doorで

トルコ人2世のフィダンがおとうさんの話をしていた。


いままではふつうにあいさつをしていたオランダ人から

もうおまえとはあいさつをしたくない、と言われたそう。


おとうさんがそう話している映像を

彼女はドキュメンタリーに使っていた。


月曜のDWDDのなかで

Alles komt goed(すべてうまくいく)という

ドキュメンタリーとして放送されるので

見てみてくださいね。

(NPO1, 18:55)



オランダ人として育ってきたのに、

父親がそんな立場に追いやられているのを

直視せねばならない悲しみは

他人事とは思えない。

(実際、移民として暮らす以上、

自分や息子や子孫がいつかそんな目に遭わないという保証は

たとえ日本人であっても、ない。)



テロがあるたび、

「わたしはテロリストを許さない」と各々の

ムスリムが宣言すべき(メディアのみならず

近所の人に対しても)、という意見と、

自分だってふつうにオランダ人なのに

そんなことはしたくない、という意見に分かれる。


息子はユダヤ人迫害を研究する歴史学の学生として

ヨーロッパの会議に参加したりしてきた経緯から

宣言しなければいけない、との意見。

もし、自分の身にふりかかれば

そうするのだそう。


残念ながら、そうせねばならないほど

世界は緊迫している、と彼は考えている。



今日はまだなにごともなく

家族でおいしいものを食べて

冗談を言い合うのどかな暮らしができている。


そのことに感謝して

自分にいまできることをこなしつつ

社会の動向を見、

さまざまなできごとから

なにかを感じ、考えるーー


それしかできない。
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by orandanikki | 2016-03-25 19:37

2016年3月19日

亜急性甲状腺炎、

脈拍も正常にもどった。

きのうまでは肌のかゆみ(主に肩甲骨のあたり)が

ひどかったのだが、

それも今日は治まっていた。


「ぼくが帰ってきたおかげだよ!」と

息子が冗談で言ってたけれど、

ほんとうかもしれない。


(以前、産後に悪露が止まらなかったとき、

母がオランダに来てくれた日に

ぴたりと止まったことを思い出す。)



今日はようやくジムに行けた。

トレーナーに事情を話し、

無理せず慎重に。


さいごまで心もとなかったけれど、

少し脈拍がいつもよりも速くなったくらいで

爽快感が味わえた。


薬なしで治ったのも、

日々、ジムで鍛えてるからかも(?)


熱があっても、体操は毎日していたわたし。

病気になった時点での体の状態が悪ければ

治りも悪いだろうと思う。



しばらく話していないあいだに

トレーナーの人生にもタイヘンなことが起きていた。


病気とか、人間関係とか、

あたりまえだけどだれにでも問題は起こりうるもの。


「これ以上、ひどいことは起こらない。

ここからはよくなってくばかりだよ!」と

いつになく、こちらが励ます立場になっていた。


晩ごはんはーー

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息子が柳川でもらってきた赤貝のつくだ煮がメイン。


大好きな貝のつくだ煮。

こんなに大きな貝のははじめてで

感動的においしかった。


はじめてひとりで父親の実家に行ってきて、

柳川弁は30%くらいしか聴き取れなかったそうだが、

さいごにはおじさんと心が通ったそう。

おじさんも嬉しかっただろうな。
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by orandanikki | 2016-03-20 06:26

2016年3月17日

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昨夜はまた近所の友だちにごちそうになってしまった。

やわらかい鶏肉にしっかり味の染みた親子丼。

いつもどおり心まで温まるおいしさでした。


子どもたちがいなくて、いつもよりぐんと静か。

キッチンと食卓の照明がほの暗くて、

なんだかかもめ食堂のサチエさんちでごちそうを食べさせてもらってる

ミドリさんの気分になった。


でもその後は自分たちの爆笑する声でにぎやかになる。

ほんとうにいつも可笑しな話題満載のわたしたち。

おいしいごはんと笑いで、心も体も元気になった。


いつもおなじこと書いてるけど、

ほんとうにありがとう&ごちそうさまでした!


* * *


今朝はホームドクターに電話して

血液検査の結果を聞く。


数値が下がっていて炎症はおさまっていた。

プレドニンなしで治ってよかった。





ホッとしたところでーー



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息子が4週間の日本旅行から帰ってきた。


大好きなおばあちゃんにほんとうにやさしくしてくれて、

母本人がお礼の電話をくれたほか、

いろんな方から2人が仲良しな様子を

聞かせていただいた。


父が亡くなってから悲しい俳句ばかりだったけれど

今日の俳句は明るかった、と

息子を迎えにいく直前に教えてくださった方も。


昨夜、さいごのスカイプのとき、

いっしょに作った俳句の話をしていたから、

息子との楽しい気持ちが反映されたのだろう、と

うれしくなった。


わたしが病気のとき、

息子は日本でつらいことがあったのだが、

わたしを気づかい言わずにいてくれた。


スカイプをする顔がたのもしく

いっそう大人になっていた。


彼女と2人で待っているとき、

「トマのスーツケースがいちばんに出てくればいいのに!」と

待ちきれずに言う笑顔がかわいすぎて、

母はほんとうにうれしかった。


これからも、息子にもわたしにも

彼女にも夫にも母にも

つらいことが起こるのは避けられないけれど、

みんなであたたかなものを共有して

それぞれの道を進んでいけるといい。



晩ごはんは野菜たっぷりにして、とのリクエストで

肉よりも疲れた体にやさしいもの、ということでこんなふう。


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夫と2人で手分けして、心をこめて作りました。

(鮭の照り焼きと卵焼きはもちろん夫作。)


病気もよくなり息子ももどり、ホッとしたので

明日からまた仕事がんばろう!
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by orandanikki | 2016-03-18 05:25

2016年3月15日

父の一周忌にーー


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トーン・テレヘンさんに会うことができた。


『ハリネズミの願望』(仮題)の質問と

あとがき執筆のためのお話。


いままでお目にかかってきたなかで

いちばん楽しくいろんな話をすることができた。


インタビューのあとはたいてい

ひとり反省会なのだが、

今日はうれしい気持ちでいっぱいになった。


このあいだ、友だちの家で折り鶴をつくって

日本人である自分に戸惑った話(↓前の日記)もした。


やっぱり、自分の話もするほうがぜったいに会話は楽しい。


20年以上前、はじめてロッテルダムの駅で

わたしが話したことを

覚えていてくれたのもうれしかった。


わたしが一瞬、テレヘンさんに聞かれた本の名前を

調べているあいだに

書いておいてくれた言葉。



お別れしたあとに本を開いたらーー


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「『ハリネズミの願望』のことを

だれよりもよく理解しているサキへ」


読んだ瞬間、ハリネズミの針が

ぱっと輝くような、誇らしい気持ちになった。



* * *


帰り路、空を見上げて

ありがとう! と父に声をかけた。


天国から応援してくれている、と

実感できる。


テレヘンさんと次にお目にかかる日も決まった。

それを励みに校正とあとがき、

がんばろう!
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by orandanikki | 2016-03-16 04:32

2016年3月13日

ようやく外出できるようになり

前から楽しみにしていたお呼ばれ。


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ご主人がサバを庭で燻製にして食べさせてくれた。

アルバートハインのが食べられなくなるほど美味。


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シンプルだけど、こちらもとてもおいしかった。


ご主人がぜんぶ料理。

友だちはリゾットしか作れないらしい。


めずらしくいっしょに来てくれた夫が

自分とおなじように

かいがいしく料理を出しては片づけもコーヒーも

ひとりでこなすご主人の姿に感動して

オランダはいいね、と言っていた。


子どもたちもいっしょに食卓を囲んだので

いろいろ話しかけた。


17歳のおにいちゃんは高校卒業後に旅行をしたいそう。

いままで母親には話したことがなかったそうで

みんなで行き先について盛り上がる。

(ニューヨークに行っておいでという母と

心配じゃないの? という息子くんとわたし。)


ときどき、どこかの家でわたしの振った話がきっかけで

親子がいままで知らなかった話をしだすということがあって

なんだかうれしくなる。


年の離れた小学校低学年の息子くんは

特殊な才能があり、かんたんに大人と話してくれない子なのだが

いつも少しずつ心を許してくれる。


たぶん、昔の自分につうじるものがあるせいか、

なんとなく彼のことがわかるのだ。


(「ちゃんとあいさつしなさい!」なんて言われてなくて

見ていてホッとするね、と夫と話しながら帰ってきた。)


紙ヒコウキを作っていたので

「わたしが日本のを作ろうか?!」と言って

彼のより飛ばないダメダメなヒコウキを作ったあと、

「鶴なら折れるよ!」と言ったものの……


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2人とも思い出せず、Youtubeのお世話になることに。


でもとつぜん、ふっとよみがえってきて

指が勝手に折りはじめた。


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よろこんでもらえてよかった。



友だちがいっぱいFBに折り紙おばさんの写真を載せてくれて

「すごい日本人に見えるね!」と言って笑ったのだけれど……


ものすごく、息子くん以上によろこんでくれた友だち。

そこに〈日本人〉としてのわたしをアプリシエイトしてくれているのが

感じられて、帰ってきてからちょっと居心地の悪さを感じた。


わたしはただオランダ人としてワイワイガヤガヤオランダ語で

話すのが好きなだけなのに、と。


でも、わたしはずっと日本人であり、オランダの移民なのだから

これからはもっと日本人である自分を

受け容れられるようになるべきなのだろうな。


わたしは日本も日本人も大好きなのに

なぜまだそこにこだわりがあるのかも考えつづけよう。


いまは忙しくて時間がないので、

かんたんな覚え書き。


楽しかった〜! から

ちょっといろんなことを考える夜となったが、

それも含めてやっぱりとっても楽しかった〜!
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by orandanikki | 2016-03-13 19:52

2016年3月10日

東日本大震災から明日で5年ですね。

EenVandaagでもオランダ人調査者がふたたび

被災地を訪ね、放射能を測定したり

インタビューをおこなったりしていた。


あれから何度も日本に行ったし、

東京で食事をするときにも

いちいち心配することはなくなったけれど、

被災した方たちにとっては

1日も不安を感じずにいられる日はないことを

忘れないようにしよう。


そのあとに見た難民のニュースもすさまじかった。

テントの下の地面が雨で泥沼になり

シャベルで溝を掘って水が流れるようにしていた。


泥に足をとられて転びそうになりながら

仮設トイレに向かう人。


わたしはいま病気で

毎日、少しずつ快復しているものの

脈拍がなかなか下がらない。


でも、あたたかい家のなかにいて

おいしいごはんが食べられて

自分のベッドに眠れるだけで

なんとありがたいことだろう。


いろんなことに文句を言っている場合ではなく

もっている豊かなものに感謝しなくては。


夜、寝るまえにあちこち電気を消しながら

ありがとう、ありがとう、と家じゅうに声をかける。

ほんとうに〈ありがとう〉という言葉しか出てこない。


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自分にできることが間接的にだれかの力になることを願い、

たいせつな本と向き合っている。


毎年、書いているかもしれないけれど、

〈適材適所〉ーー

わたしの役割はオランダで

みんなが読めないものを訳すこと。


明日も福島のことを想いつつ

仕事をしよう。


(写真は熱が1週間以上つづいているとき

なんだか撮りたくて撮ったもの。

自分で訳したのにベッドで読んでいて何度も

ぷっと笑ってしまった。

お楽しみに!)
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by orandanikki | 2016-03-11 05:30

2016年3月6日

今年は病気つづきで

この間から亜急性甲状腺炎で寝込んでいました。

まだしんどいので今日も短い日記。


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1日半、前から準備をしていた仕事があったので

気力で出かけた。

みなさん、医療関係者だったので

事情を説明して理解してもらって。


ランチ付きの研修ということだったので

パンとかハムとかチーズがいっぱい並んでいるのを

想像していたのだが……


パンケーキを誰かが焼いて鍋につめてきてくれて

手づかみで食べるという。

プラスチックのフォークくらい

つけてくれてもいいと思うのだが、

素朴すぎるおもてなし、

オランダらしくていいなと思った。


きのうの夜はWie is de Mol?のフィナーレで

ほんとうにワクワク楽しんだ。

またしても当たらなかったが

すばらしいmolぶりに脱帽。

いまから来年が楽しみだ。


あと、小さなことなのだが

「亜急性甲状腺炎だったよ」と

血液検査の結果を電話をしてくれたホームドクターが

電話を切るときに「ホイホイ!」とあいさつしてくれたのが

なんだか楽しくてうれしかった。


ほんとうは病気なんかせずに

ホームドクターと縁がないのがいいのかもしれないけれど

老後を想定するとやっぱり仲良くなっておくことも必要。


「深刻ですか?」とか「もしかして◯◯のせい?」とか

聞くたび、「なんでそんなこと聞くの?」と言われて

笑い合って、関係性を築けている感じ。


わたしはやっぱりざっくばらんなオランダの対応が好きだ。


パンケーキもWie is de Mol?もホームドクターも

なんでも楽しい気持ちを味わえる。
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by orandanikki | 2016-03-07 05:49