オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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2015年1月17日

阪神大震災から20年。

あの日、日本の家族を失っていたかもしれないし

自分たちも里帰りして被災していたかもしれない。

生まれて4ヶ月半だった息子がはたちになるまで

おじいちゃんとおばあちゃんがいてくれたことに感謝。

1月17日生まれで93年に亡くなった祖母が

20年間、天国で護ってくれていたように感じる。


ジムの帰りにじっと見つめていた空。

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なんだか羽根のような雲だった。


この写真の直前にジムの外の門のところでトレーナーの彼女にばったり会って

新年の挨拶をしたら、そっと顔を近づけてくれて

はじめて頬にあいさつのキスをしあった。


ひさしぶりにトレーナーに腰のケアをしてもらいながら

彼女とイタリアにスキーに行って楽しかった話を聞いたところで、

きっと彼女にもばったり会うだろうなと思っていたとおりになった。


トレーナーをとおしてよほど親しい仲でなければ知らないような

お互いのことを知っている彼女とわたし。

最初は気まずかったが、少しずつ笑顔や言葉を交わすようになった。

小さなことだけれど、そっと頬を寄せてくれた感じが

じんわりと嬉しかった。


新しいトレーニングメニューのおかげで

腰の状態もよかった。

むずかしい年齢をサポートしてもらっていることに感謝。

わたしにできるのは話を聞くことだけだけど、

ステキな2人がこれからもよい関係でいるよう、

そっと応援していよう。


色んな人と年齢もバックグラウンドも関係なく

真剣に話をして深い関係を築くことーー

それが人生の宝物だと思う。


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帰りにコンセルトヘボウでチケットを買って

スタバに寄り道してきた。


晩ごはんはーー

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ひさしぶりのピザパーティーでした。
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by orandanikki | 2015-01-18 05:16

テレビ三昧

毎年、書いているけれど、冬はテレビが面白い。


木曜日のWie is de Mol?(わたしはリックだと思う)、

日曜日のBoer zoekt vrouw(農家のお嫁さん探し)は

ぜったいにはずせないけれど、

地味に楽しみなのが今夜からはじまる

Bed & breakfast。


3軒のB&B経営者がたがいの宿に泊まりあい、評価をしあって

毎回、優勝者を決める、というもの。


オランダの色んなB&Bを見るのも楽しみだし、

人間模様もうかがえて興味深い。

他者の宿を低く評価していた人が

心やさしいその宿の主から自分の宿を高く評価され

優勝してしまうこともあるが、テレビを見ていると

「こんな偏屈な人の宿には泊まりたくないなぁ」ということもわかってしまうので

単に勝てばいいというものでもない。


ニュースやドキュメンタリー、トークショウもいいけれど

リラックスしながらオランダ語の勉強になるので

好きな番組がいくつかあるといいと思う。


前にも書いたけれど、昔は夜寝る前はかならず日本のビデオを見て

リラックスしてから寝るのが習慣だったのだが

いまはオランダのテレビを見ることで十分、リラックスできるようになった。

いまでもぜんぶわかるわけではないのだが

色んなことが毎日少しずつわかるようになるのがとても楽しい。


カンタンで確実にオランダ語のレベルアップができて

オランダ人との話題にもできるので、テレビを見るの、オススメです。

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今年は雨ばかりであまり寒くないヘンな天気がつづいているが

ひさしぶりによい天気なので家じゅうのふとんをパタパタして

窓を開けてそうじをしている。


夜は息子の彼女も来るので体にいいごはんを作ろう。


Bed & breakfastは夜9時半、NPO1でやってます。
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by orandanikki | 2015-01-16 22:54

2015年1月15日

きのうは近所の友だちにおでんをごちそうになる。

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手作りのちくわぶも入っていて、いつもどおり茶飯もあって

満喫させてもらいました。


実はきっとおでんを食べさせてくれるだろう、とテレパシーで感じていた。

「茶飯もある?!」
「あるよ!」
「うれしい~!」

という昨夜の会話が何日か前にわたしの頭のなかで

とてもリアルに繰り広げられていたので。

(ずうずうしいテレパシー。)


なんせ、韓国の店の床に屈んでうどんをえらんでいるとき、

ふと背中に彼女の気配を感じて

立ちあがって振り向いたらほんとうにそこに彼女がいた、というくらい

不思議なつながりのある友だちなので、

今回もあそびに行く日をメールで聞いたら

返事のメールをもらう前にばったり会えてビックリしたのだった。


だれかにばったり会う話はよく書いているけれど

背中に気配を感じたのは彼女だけ。

そういえば、アルバートハインでふと横を見たら、

スカートと靴の感じで(見覚えがあったわけではないのに)

彼女だ! とわかったこともあった。


波動が合っているのだろう、と夫は言っていたけれど

不思議で楽しい関係だ。



さて、きのう、おでんとともに楽しみにしていたのは

娘さんのボーイフレンドに会うこと。

思っていた以上にステキで

かわいい! と何度か言ってしまったけれど

ポイント高かったのはとてもしっかりした会話ができるところ。

はじめて会う日本人のおばさんとも垣根をつくらず話してくれた。


育ってきたバックグラウンド自体もとても興味深かった。

いいものがにじみ出ている人。

ボーイフレンドとしてとか男の子として、というのを超えて

人間的に魅力的な人だったので

姪っ子のように娘さんのことを見てきた

おばさんはとってもうれしかった。


はじめてのおでんに驚きつつも楽しみ、

日本語の単語も積極的に覚えて話す彼。

垣根のなさに感心した。


温かなごちそうと楽しい会話で心がぽかぽかになった夜でした。

ありがとう!
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by orandanikki | 2015-01-15 21:02

2015年1月14日

まだまだパリのテロについてテレビで討論がつづいている。

過激派ムスリムの行為を許さず、自分はちがうと

個々のムスリムが表明すべきという声があれば

クリスチャンのテロリストがテロを起こしても世界中のクリスチャンが

そんなことを表明しないのに、なぜイスラム教徒だけそんなことをしなければ

ならないのか?! という声もある。


どちらにも一理あるので、討論を聞いていると「そうだよ!」と思うことが

たくさんあるが、しばらく聞いているとやっぱり同意しかねることが出てくる。


昨夜のJinekに出ていたムスリムの若者たち、いいことも言っていたけれど、

〈我々(ヨーロッパ人)、彼ら(ムスリム)〉という分け方が問題と言っていながら、

熱くなってくると結局、自分たちも〈我々ムスリムは〉と分け隔てて話していた。

オランダで育ち、自分たちをオランダ人と言いつつ、やはりそうなのだ。


人間は万国共通に保守的でなかなか変わっていけないものだし

若者のほうがより保守的であったりするものだと

どの国を見ても思う。


息子は一貫して個々のムスリムがパリのテロを許さないと発言すべきという考え。

わたしは〈日本人だから〉というだけで同じような目に遭うとしたら

自分は発言するだろうか? 自分が特定の日本人とちがうことは自明なのだから

そんなこと言いたくないと思う、と

いまの多くのムスリムの心情に似たことを言っていた。


それは理想的な世界におけることで

いまの状況はそういう自明性を欠く非理想的な世界だから

明確な発言をすることが必要なのだ、という息子の意見に

またほうっと思った。


そういえば、息子が子どものときには

息子が社会で不当な扱いを受けることをけっして許せず

あらゆる小さなことにわたしが発言して

状況を変えてきたことを思い出した。


息子の名前をからかってトマーチェ! と言っている子どものところには

ずんずん近づいていって

「すごい嫌だからもうぜったいにやらないでね」と言ってビビらせたし、

通りで孫がころがしたボールを息子に取りにいかせた車いすのおばあさんが

お礼も言わないので「取ってもらったらなんて言うの?」と言って

お礼を言わせたし、

通知簿の内容が不満だったら学校が開く前に門の前に立って

校長と話をしにいったし、

スイミングの検定試験を次回に見送られそうになったときには

走ってプールにかけつけて、コーチにかけ合って受けられるようにした。


言わなければわからないことはきちんと発言する。

テロリストと自分はちがうのだと発言することとは

あまりにもかけ離れているのかもしれないが、

うやむやにせずに個々の人間が自分の周りのことだけでも

明白にしていけば、社会はちがうような気がする。


ムスリムの人たちが近所のオランダ人とふつうに話せる関係であること。

政治や世界情勢は一市民には変えることができないから

自分の周りだけ変えていくことはだいじだと思う。



戦争とかテロとか、

西欧と非西欧の歴史的な関係を踏まえずに語ることはできないから

完全にどちら側ということはむずかしい。

「やっぱり歴史をちゃんと知ることが必要だ」と寝る前に

心の底からつぶやいていた歴史を学ぶ息子。

歴史を学ぶ意味がぐんと増す感じ。


わたしはというと――

息子という大切なものを護ろうとした経験を思い出して、

もしいまのムスリムのように自分の立場を明確にする必要が出たら

そのときには自分は発言するだろう、と思った。

とりあえず、いつでも社会に目を向けて、自分の意見をもつようにしたい。

たとえ浅かったり、ズレて自分の話になってしまったりしても

考えないよりはマシだと思う。
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by orandanikki | 2015-01-14 20:25

2015年1月13日

短い日記。


今朝、これから訳す絵本を読んだ。

最初は声を出して読んでいたのだが

途中で急に悲しくなってきて

黙って読みつづけていたら

物語のなかの主人公もちょうどそこで同じように

悲しくなっていた。

その後はもうひたすら入りこんで読み、

読み終わってもしばらく泣いていた。


こんなすごい物語を訳せるなんて

とてもありがたいこと。

だいじに訳そう。


お昼ごろ、郵便が届いて――

きのう出版社の人にお願いした本が

さっそく送られてきたのだった。


暮れに出版社で会ったとき

「この作家ならこれがいちばんいい」と勧めてくれた本が

とてもよかったので、

他の作品もさっと読んでシノプシスを作るつもり。

出版社の人も楽しみにしてくれているのでがんばろう。


べつの本を時間のあるときに訳している。

こちらも応援してくれている人たちがいるし

訳しているだけでもとても楽しい至福の時間。


『残念な日々』翻訳についてのオランダ語の記事について

母と電話で話したとき、

「ほんとうによかったね、石の上にも3年っていうけど

もっとだね」と言ってくれた。


わたしの場合はゆっくりなので〈石の上にも30年〉だと

最近、よく思っている。


色々大変だったけれど、いまはなんだかとても楽しい気分。

オランダに住みはじめて30年を迎えるころには

いま取り組んでいることが形になっているといいな。
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by orandanikki | 2015-01-13 21:19

The Discovery of Heaven

昨夜は息子がワイルドなコンサートに出かけていたので

帰りを待ちながらひさしぶりに夜更かしして

ちょうどやっていたWallanderを見た。


おしりがソファから浮き上がるほどドキドキして、

やっと終わって寝ようと思ったら、

次にThe Discovery of Heavenがはじまるところだったので

結局、2時過ぎまで見ることに。

コンサートから帰ってきた息子のほうが先に寝てしまった。


あらためて見てみたらなにを感じるのか、興味があったのだが

やっぱりマックスもクインテンもアダもイメージがちがいすぎて

話に入っていきづらかった。

(スティーヴン・フライのオノだけぴったり。)


映画館に初日に観にいったのは2001年のことで

今日ちょうど誕生日のリルヤといっしょだった。


母がオランダに来て、みんなでDVDで見たとき

息子はまだ小学生だったが、

ちゃんと話を理解していて驚いたのだった。


900ページの本を2時間ちょっとの映画にしているので、

まるで早送りにしているように感じる。

当然だけど、本のほうがずっと面白い。


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ローマのパンテオンで再会したオノとクインテン。

自分の目で見るためにローマに家族旅行もした。


そういえば、何度か書いたと思うけれど

この本の出版社を探していて、

東京である出版社から「シノプシスを読むだけでも面白かったけど

長すぎて残念だけど出せません」と返されたばかりのシノプシスを

1時間後にエージェントの方に「いま、戻ってきたところなんですけど

どうしてもこの本が訳したくて…」と差し出したら、

「たったいま、この本の契約を交わしてきたところです」と言われ、

おたがいにビックリしたのだった。


物語の不思議さが現実にもにじみ出てきて、

この本と関わることで色んな不思議なことを体験した。



それにしても900ページの本、

読むだけでも大変なのに、訳したい! という気持ちどおりに動いて、

毎週、フラフラになって、それでも楽しく

20ページずつ訳していた自分。


今年の暮れで日本語版出版から10年になるけれど

若かったなぁと思う。

いまはまず腰痛との兼ね合いを考えたりするので、

若いときに生涯の夢がかなって訳すことができてよかった。
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by orandanikki | 2015-01-11 23:56

2015年1月10日

きのうはライデンのお父さんとお母さんのところへ。


前菜は生ハムとサラダ。

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「メ―リーの料理はおいしいだけでなく見た目も楽しめる。

日本で食べた料理が記憶に深く刻まれているから」というお父さん。


なんということもない料理でも

作る人、食べる人の愛があればおいしくなる。


メインはカレー。

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たしかに色どりがきれい。

サーモンの入っためずらしいカレー。

レシピをもらったので活用してみよう。


デザートは洋梨のコンポートとvla(カスタード)。

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メインとデザートのあいだに8時のニュースでフランスのテロ事件の顛末を見る。


テロ事件について話しているとわたしの話にもなる。

同じ外国人として、彼らにもこんなふうに温かな食卓を囲む人たちがいれば

――社会のなかに居場所があれば――

テロはおこさなかっただろうとも思う。


でもそれは双方からの歩み寄りで得られるものだ、と言うお父さん。

わたしが一方的に与えられるだけの関係であれば

(彼らから、そしてオランダ社会から)

こんなに長くはよい関係がつづかなかったのだろう、と。


まぁ、宗教が絡んでいる事柄とは比べようもないのだけれど。

互いの愛に応え合えば社会はよくなっていくし、

憎しみに反発し合えば悪くなっていくもの。



それにしても、こうして家庭でおいしいものを食べながら

社会のできごとについて心を開いて話し合うこと――


日本の父とはとうとう1度もできなかったのが残念。


近頃は学校でディベートの時間があったりするようだけれど、

学校で習う前にこうやって家族と話し合えたら――

自分の意見をもつことをアプリシエイトしてもらえ、

生意気だ! などと言われなければ、

国際社会で生きていくための力になるはず。



暴風雨でブーツとコートの間のズボンとバッグがずぶ濡れになり

ドライヤーを借りて乾かすくらいだったけれど、

行った甲斐のある楽しいひとときだった。


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ライデン駅の裏側も表と同じようにきれいになっていた。
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by orandanikki | 2015-01-10 21:46

2015年1月9日

パリのテロについて。

ロッテルダムの市長アブターレプが

「我々のもっと大きな声を聞かせていかねばならない」と

3回繰り返してスピーチしているのを聞いて、

「大きな声を出さなくても伝わるもっといい方法があるんだけどね…」と

夫に言っていた。


言論の自由と他人をむやみに傷つけないことの線引きがむずかしい。


De Wereld Draait Dootの終わりにマタイス・ファン・ニューケルクが

「マタイス、あなたはどうなの?」と出演者に聞かれて

「正直な話、いつも放送後、自転車で家に帰るんだけど

きのうは(恐くて)いつもより速く自転車をこいでいた」と打ち明けていた。


安易にJe suis Charlieと掲げて集まっているのを見ると

簡単すぎる、思うつぼだよ、と思う自分がいる。

これで極右に傾かずよりよい社会に向かえばいいが。


でも、もしマタイスになにかあってDWDDの放送がなくなったとしたら、

それはものすごく身近に感じる。

そうしたら言論の自由のために集会に行くかも。


トークショウの警備もずさんだから

テロをおこそうと思えば簡単そうだ。

コンセルトヘボウでも同じような気持ちになる。

おたがいの信頼関係で警備も緩く

こうしてコンサートが楽しめる世界――

もしそれに終わりがきたら――

そのときには遅すぎるのだから、

とにかく自分にできることはしていこう。


少なくともきちんと社会の動向を知っていること。


ニュースだけでなく、どれか1つでいいから

トークショウも見て、人々の意見を聞き、

自分の意見をもち、機会があればまわりの人と話し合う――


そんなふうでありたいと思うし、あってほしいと思う。
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by orandanikki | 2015-01-09 19:10

2015年1月8日

きのうひさしぶりにティツィアーノからメールをもらって……


『残念な日々』の翻訳について書いた記事を読んですぐに

面白かった! とメールをくれたのだった。


いまはオランダ文学基金の所長になってしまい

なかなか会えないのだが、

まだ一職員だったとき、訳でわからないところを

教えてもらっていたことも記事には書いてあった。

喜んでもらえてよかった。


いっしょに日本に行ったときのことなど

なつかしく思い出していたら、

晩ごはんのとき見ていたEen Vandaagに

ルディ・ウェスターさんが出てきたのでビックリ。


はじめて文学基金から日本に行かせてもらったときの所長さんだった人。

「おばあちゃんがルディにスカーフをあげたんだよ」
「なんで?」
「さきちゃんがお世話になってたから」

などと話しながら食べた。


あのときは母が東京までかけつけてくれて

プログラムがはじまる前にデパートで

気持ちよく仕事のできる服を何着か買ってくれたのだ。



夜遅く、シャワーを浴びたあとにふと

あっ、と気がついた。


きのうちょうどそのとき母に買ってもらった

お気に入りのグレーのカーディガンとお別れしたところだったのだ。

虫食いで穴があいていて、家着にしていたのだが、

とつぜん、もうお別れしようと思いついて

夫とさんぽに行くまえに古着のコンテナに入れた。


そうしたら、もうず~っと連絡が取れなかった

(電話をしても忙しすぎて出てもらえなかった)

ティツィアーノから心のこもったメールが届き、

ルディ・ウェスターさんもテレビで見ることができた。

(文学基金のあと、パリのオランダ協会の会長をしていたので

パリのテロについてコメントしていた。)


秋にテレヘンさんの本を

(もう訳すこともないだろう)と手放したときも

すぐに面識のなかったなおこさんからメールをもらって

東京で『だれも死なない』にちなんだ料理をごちそうになったり、

オランダにもどってなおこさんといっしょに

テレヘンさんに会ったりすることになった。



これが断捨離のパワー?!


とにかく、わたし個人にとってはよいものをもたらしてくれるもののような気がする。

無意識であること――

よいことが起こりますように、と捨てるのではない、というのがポイントだと思うが。


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さんぽの帰りに夫の買ってくれた誕生日のケーキ。

紅茶は息子がSimon Leveltで自分でえらんで買ってくれたもの。

アントワープのデルレイで飲んでおいしかったそう。


ティータイムにちょうどティツィアーノのメールを読んだ。

1998年のオランダ人との東京も、

1人で脳みそフル回転で書いた記事も、

なにもかもがつながっている――


そんな楽しい感覚をだいじにしよう。
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by orandanikki | 2015-01-08 20:57

2015年1月7日

昨夜はみんなで食事会。


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お父さんも写真撮ってた。


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小さい丸いのは韓国の店で買ってきた魚介入りさつま揚げ。

弟くんだけ食べられずに残していた。


わたしの作ったメインは見えにくいけど

スペックラッペン(豚バラ)のラフテーっぽい煮込み。

泡盛は手に入らないので日本酒で。

前夜からもどしておいたオーガニックの大豆と

西洋ネギがとろけるまで煮込んである。


スペックラッペンはいちどお湯で茹でて

きれいにあくを洗い流して。

コラーゲンいっぱいでほろほろに仕上がった。


食べはじめたらみんな黙ってる。

おいおいキミたち、なんか言ってくれよ~と思っていたら

ようやくお父さんが「これは蒸してあるの?」

おいしさとやわらかさに驚いていたみたい。

みんな何度もおいしいと言ってくれて、

お父さんは2度お代わり。

お肉は完売でした。


家ではあまり野菜を食べない家族なので

大豆や西洋ネギはどうだろうと思ったのだが

ちゃんと食べてくれた。

ちょっと冒険して食べさせてみるのが、ひそかな楽しみ。


デザートはこちら。

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韓国の店で買った手頃な値段の抹茶アイス。

ほとんど抹茶が感じられなかったので、たぶんもう2度と買わないだろう。


また冒険してみたくなってこれも出してみた――

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お義兄さんの送ってくれためんべい。


切迫流産しかかって日本で入院していたとき

夫は仕事でオランダにいたのだが

お義兄さんがお見舞いに来てくれたことなど話しながら。


「あのとき流産していたら、いまこうしてみんなでここにいないんだね」と

あらためて思って、一瞬、みんなでビックリする。


今朝、お義兄さんが電話をくれて

めんべいが誕生日の日に届いてみんなで食べた話をしたら

とても喜んでくれた。

よかった、よかった。


わたし自身は料理をするのも会話をするのも

まったくストレスがなくてリラックスしたまま楽しく過ごすことができた。

またちょっと成長できた気がする。


新学期がはじまったばかりでみんな疲れていたので

早めにお開きする前に息子が「歌ってなかったね」と言って

みんなで誕生日のうたを歌ってくれた。


ふわふわのお母さんとぎゅっと抱き合ってお別れ。


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よい誕生日でした。
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by orandanikki | 2015-01-07 21:31