オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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7月31日

煙もくもく……

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焼いてます


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バーベキュー


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(ちゃんとわたしたちのためにナスとクルジェットも焼いてくれたし

おいしいグリーンサラダもあった。)



息子と彼女の留守中にはじめて集まったのだが

とても楽しかった。


お父さんがわたしの仕事のこと、どうなった? と

真剣に話を聞いてくれ

すごい、こんな話もちゃんとわかってくれる人だったんだ、と

あらためて思ったり。


弟くんはわたしの持参した文明の利器の

ノウハウをいっぱい教えてくれてとても助かった。


教えるのが楽しいから

いつでもなんでも聞いて! と

家庭教師に立候補してくれた(笑)


楽しかったね~、と

夫と帰りに駅でお茶するのがもっと楽しくて。


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Sloterdijk駅のJulia'sは11時まで開いているので

心地よい夜の憩いの場と化していた。


「はぁ~っ、バカンス~!っていう感じだよね~」と

夫としみじみ。


お金をかけずに最高のバカンス気分を味わえるなんて

とても贅沢なこと。

=日常に満ち足りている、ということでもある。



1つ、今朝になってちょっと悔やまれることがある。


お母さんが「娘がわたしのことを恥じて

避けているような気がする」と心を開いて話してくれたとき、

とっさのことにうろたえて、

「それは若いとき、誰でもそうじゃない?

わたしにもそういう時期があったから。

あなたはそんなことなかった?」と誤魔化してしまったこと。


「そりゃそうだよ!」という心の声もあったのだが

そんなこと、やっぱり言えないよなぁ。


倒れて入院し、リハビリをしたあと、

体に悪いと知りながらタバコを吸いつづけている

母親に辟易している彼女。


常々、どうやったら変わるか、と我が家で話して

困ったね、と言い合っているのだから、

こんないいチャンスはなかったのに。


「彼女はあなたのことをとても心配してるよ。

タバコをやめて、体にいい食事をするようになったら

とても喜ぶと思うよ」と話すことは

むずかしいことではなかったはずなのに。


でもまぁ、いまさらどうしようもない。


わたしは彼らのことが好きだけど、

娘に対する理不尽さを息子から聞くと

彼女の気持ちもよくわかる。


親子関係はほんとうにむずかしいもの。

バカンス気分の頭で、

そんなことも思う朝です。



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by orandanikki | 2014-07-31 18:09

文明の利器

わたしにしてはめずらしく、

高価な文明の利器を買ってみた――


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わたしがほぼ20世紀の時代スタイルのまま生きている間に、

みんなはこんな世界に移行していたのね。


雑誌はわたしにとって

日本から送ったり、持ち帰ったり、

誰かに買ってきてもらったりして

だいじに読むか、

だいじすぎて読むのがもったいないか、

文字どおり何十年も捨てられず

大切にするものだったのに、

こんなふうにタダでいくらでも読めるものだったとは!


でも、

練習のためにやってみたけど

こんなふうに日本の雑誌を読むことはあまりないだろうな。


オランダ語の読まなければならないものが膨大にあるし、

いつもいつもオランダの情報を最大限に吸収したいから。


こうしていくらでも日本にどっぷり浸かって

海外で暮らすこともできるわけだ。


でもやっぱり、

文明の利器はうれしい。

「ワクワクする……

時代にすっかり遅れてしまってるから(笑)」と

お店の人に言って買ってきた。


おなじような日本の友だちが

「超簡単!」と言っていたので

「Rにできるならわたしだって」と買うことにしたのだが、

おたがい設定は夫まかせ。

そりゃあ、超簡単なはずだよね~と

夫と笑う。


その話をRにしたら、

「設定があることも忘れてた!」というので

おたがい笑ってしまった。


息子がいたらぜったい許されないので

(ちゃんと自分でやれ! と無理なことを言われる)

鬼のいぬ間に。


夫に説明してもらってる部屋に

まるで息子がいて、いちいち突っ込んでくるような

存在感があった(苦笑)


だいじに、自分なりに活用できるように

がんばろう。
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by orandanikki | 2014-07-30 22:27

贅沢な時間

ジムに行ったら貸し切り状態で、

夏のトレーナー、ミッキーと

気がついたらまた深~い話をしていた。


わたしは母の立場から、

彼は息子の立場から、

人間の生きる道、みたいなことを。


息子がおなかにいたときのことを

最近、強く感じていたという話。


先週はスーパートレーナーと

20年たっても女性にとってはそういうものなんだね、

残念ながら男性にはわからない感覚だ、と話したところだったが

ミッキーが「ぼくはかつて母のおなかに入っていたから」と

話していたのでビックリ。


日常生活のなかで忘れがちな感覚をもっているなんて

めずらしいしすごいね、と話す。


またしても人と気持ちのつながる瞬間だった。


ジムは体を鍛えるだけでなく、

わたしにとってはなぜだかこんな話のできる場所なのだ。


帰り道、今日はあまりにも暑いし

夏休み、ということで――


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豪華にラケット。


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空を見上げながら、

どんどん溶けるアイスをこぼさないように食べる。


筋肉を鍛えることが肝心、と

頭のなかでつぶやきながら。


老後の健康のためには

筋肉がとても重要なのだ。


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雲とアイス――


これだけでとても贅沢な時間。



晩ごはんは:

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はじめて、塩鶏といっしょに生のブロッコリーを焼いてみたのだが(夫が)

なかなかおいしくできた。


どこにも行かない夏はほんとうにはじめてだけど、

とってものんびり楽しんでいる。

バカンスに行くよりずっとバカンスみたいだ。
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by orandanikki | 2014-07-30 04:29

アルノン・フルンベルフのすばらしいエッセイ(英語も)

マレーシア航空機撃墜事件に対する

オランダ人の反応の恐さについて。

自分の感じていたことを見事にまとめてくれていたので

貼っておきます。

繰り返し、読みたいと思います。


Collectieve rouw, collectieve hysterie

(集団的な喪、集団的なヒステリー)


愛する者を失った人の悲しみは

そんな容易に共有できるものではないということ。

……誰もそれで自分のバカンスを止めたりしていないよな、と

わたしも思っていた。


第2次大戦後、ナチスに協力してしまったことや

植民地主義の過去に対する恥の意識から影をひそめていたが、

ニューヨークのテロ、政治家ピム・フォルタインや

反イスラム主義の映画監督テオ・ファン・ゴッホの殺害をとおして

再来したナショナリズム(集団的アイデンティティー)が

今回の事件でいっそう強調された。


集団的アイデンティティーは個人の孤独から目をそらすのに

好都合ではあるが、

〈我々、オランダ人の悲劇〉と捉えると

〈彼ら、敵〉という考え方につながる危険を含む。


――などということが書かれている

(きちんとした訳ではないです)。


アルノン・フルンベルフ自身がこれ以前に

ニューヨークタイムズに書いた元のエッセイはこちら
(英語)




昔、彼と東京で10分だけ、

2人きりでタクシーに乗ったことも

セットで思い出してなつかしくなった。
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by orandanikki | 2014-07-30 04:06

バースデー

きのうはだいじな友だちの誕生日。


まだ知り合ったばかりで

もうすぐ遠い国に引っ越してしまうので、

いっしょに誕生日が祝えるのは

もしかしたら一生にいちどの機会かもしれない――


そんな想いで、

ぜひともうちでいっしょにすごしてもらいたかった。


夫とは同郷で

生まれた日が9日しかちがわないのも

不思議な縁。

3人で急速に仲良くなった。


きのうは夫においしいディナーをごちそうになった。


まずはキッチンで話しながら――


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生ハムにサラダ菜とアボガドを巻いたものとパスタをつまみながら、


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おいしいお肉が焼けるのを待つ。



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とてもやわらかくて、

細かくしてソースに入れた脂身もおいしかった。


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ハル&ハルにいっしょに行って、

ラベルがきれいだからと彼女の買ってくれたワイン(左)も

わたしにも飲みやすくておいしかった。


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逆光だけど、

アフタヌーンティーで見つけてだいじに持ち帰った

愛用のグラスを

ほんとうにきれい! と何度も言ってくれたのがうれしくて。


宇宙まで広がる壮大な話をした。

わたしたちはチーム。

これからなかなか会えなくなっても

この夜のことを想えば

それぞれの場所でそれぞれのことをがんばれる。


スペシャルな夜に、

オリジナルで豊かな人生に、

乾杯!




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by orandanikki | 2014-07-27 18:07

家族の食卓

昨夜はライデンへ。


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はじめてカレーをごちそうになる。

ラムサーグのレシピを自分で改良し

トマトの酸味をプラスしたもの。


ラム肉をふんだんに使い

じっくり炒めた、ぜいたくな味でした。


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デザートも手作り。

ビタークッキープディング。


心のこもった料理がうれしかった。


ひさしぶりだったので、

仕事のこと、家族のこと、オランダの現状、

いろんな話をたっぷりした。



お父さんの体もますます快復し

8月にはうちにあそびに来てくれることになった。


全身が動かなかったときお見舞いに行ったら

小声で「元気になったらまたアムステルダムのきみのところに

sushiを食べにいくよ。

いまはまだ無理だけど、かならずね」と言って

みんなで笑ったのだった。


どんなときも2人で力を合わせて

笑顔で乗り切ってきた姿を見せてもらった。


8月、

今度はわたしがおいしいものをたくさん作ろう。
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by orandanikki | 2014-07-26 17:42

危険な状況

ディック・ベルライン空軍大将のきのうのEenvandaagでの発言。

*プーチンの協力を得て分離派を説得してもらうほうが

調査者を守るため軽武装の兵士を送るよりも賢明。

軽武装の兵士が人質となり、

スレブレニツァの再来となる危険が大いに存在する。

参考までにこちらからどうぞ。


同じEenvandaagで軍事歴史家のクリスト・クレップは

「軍隊のミッション・ライトは存在しない」と言っている。


軽武装だろうがなんだろうが、

実際に現場にいる分離派にとっては区別がつかず

兵士であることにかわりはない。


自分たちをリスペクトしない不快な存在として

攻撃の対象となるかもしれない。


ぞっとする状況。


ティメルマンス外相のスピーチ自体はすばらしくても

戦争をしたい人たちにいまのオランダの状況が利用されない保障はない。


ルッテ首相が歴史にどう描かれることになるのか、

小国オランダの運命やいかに。
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by orandanikki | 2014-07-25 17:56

7月24日

今日はお見送りでした。


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おいしいコーヒーをごちそうになる。



あっ、カーダー・アブドラだ!

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(真ん中のおじさん、イラン人の作家。

白い口ひげが光ってる。)



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すごい人でした。



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楽しいことがいっぱいありますように。


いってらっしゃい!
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by orandanikki | 2014-07-25 03:06

きな臭い

いまのオランダをめぐる状況、

ひじょうにきな臭い。


ジャーナリストがテレビで泣いてみせたり

オランダのナインイレブンだと言ってみたり。


それを聞いてそのまま鵜呑みにするのはとても危険。


世界には戦争をしたい人、

軍事産業で儲けたい人がうようよいるから。


良識のある人たちが世間の片隅で

なんかおかしいよね、と言っているのに出合うたび

そうだなと思う。


大衆はメディアの力で操作を受けやすい。

きちんと各々が見極めなくては

戦争はすぐそこ。

そんなぞっとするようなものを

感じてしまう。
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by orandanikki | 2014-07-25 02:37

7月22日

フランスはロシアのために軍艦を造っていて

多くのフランス人が職にありついている。


イタリアはエネルギー、

ドイツもロシアに投資しているから

経済制裁には躊躇している――


ニュースでそう言っているのを聞いて

やっぱりね、と思う。


市民はもとより、政治家にも

どうすることもできない

世界を牛耳っている悪の存在。


ずっとアメリカの友人であるオランダ、とオバマが

お悔やみを述べていたけれど、

彼もかつては血のかよった人間だったけど

いまはなんかちがうもののように見えた。


誰が操られているのか

陰謀があったのか

いくら考えても真実はわからないから、

今日も地道に生きるしかない。


わたしは今日、心をこめて息子の好物を作った。


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茶色いごはん。


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韓国の店でおいしいすき焼き用の牛肉を買ってきて、

わたしが子どものとき大好きだった母の味を再現。


とってもいい味にできてうれしかった。


おやつに、こんなものも買ってきた。

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晩ごはんのあとはウサギウォッチング。


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世界のなかの個々の人間も

こんなか弱いウサギのような存在なんだろうな、と

ふと思う。


世界がしょせん、悪に操作されたものであろうと、

それとはべつの次元の世界もあるから

絶望してしまうのではなく、

そこで精一杯、生きて

成長することはだいじなのだと思う。


それは互いに与え合う〈やさしさ〉とか

そんなこと。

真剣に人とつきあうこと。


ウサギが走り回って

草をたべるように。
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by orandanikki | 2014-07-23 04:04