オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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2017年 04月 27日 ( 1 )

小川洋子さんとのトークイベント②

時差ボケがなおったと思ったら

まだぼんやりしていて眠い。


せっかく小川さんとトークイベントをさせていただいたのに

記憶力が悪すぎてきちんとぜんぶを覚えていないのが残念なのだが、

印象に残っていることをいくつか書いておきたい。



*小川さんは準備が完ぺきで、

進行表のようなメモをもってきてくださっていた。


f0275876_23105909.jpg

ちょうどりえさんのお体の調子が悪くて

急に来ていただけなくなったのだが、

新潮社の方々を頼らせていただいただけでなく

小川さんにも安心して進行をお任せさせていただいた。


「ただ記憶力が悪いから」とメモのことをおっしゃっていたが、

わたしもこういう準備をするように心がけたい、と思った。


*   *   *


「誰の心のなかにもハリネズミは存在しているのではないか」と

小川さんがおっしゃったのだが、

本を読んでまったく共感できない人もいるし、

わたしが見ても〈ハリネズミ度0%〉の人がまわりにいる。


その代表が昨日書いた大輔くん。

子どものころには親によく大輔くんと比べられて

「あいさつもろくにできなくて情けない」と言われていた。


小川さんともお知り合いということで、

イベントで大輔くんを指名して聞いてみた。

カッコよくて勉強もできて、

ハリネズミ的なものはまったくないのでは? と。


でも彼は彼なりに六麓荘で育ってきて

自分らしくふるまえなかったそう。


ハキハキあいさつができてすごいな、と

子ども心に思っていたけれど、

それはわたしのほうからの観方。

本人がどういう気持ちでハキハキした子どもでいるかは

他人からはわからない……


そんなことがハリネズミについて話すうちに

ようやくわかってきたような気がする。


舞台上であいさつする自分らしくない自分も

やっぱりわたしであるように、

〈花形〉の人たちのなかにあるハリネズミも

やっぱりその人だ、ということ。


だから人間はぜんぜんちがうタイプであっても

その部分がかちっと合えば、

共感しあえるのだろう。

わたしの友だちは不思議と華やかな人が多いのも

そういうことなのかもしれない。


*   *   *


小説を書いていて、どうにも行き詰まってしまったとき

もうあきらめて掃除機をかけていたりすると

不思議とぱっとひらめく、

だからできあがった本を見ても

自分が書いたような感じがしないーー


とても印象的な小川さんの言葉だった。


自分でもどうしてできるのかわからないけれど

できてしまうことは神さまの仕事、と

夫はよく言っている。


イベントではおこがましいようでそのままは言えなかったが、

「仲介者のような感じですね……

天とつながっているような」というようなことを言って、

おたがいそういうことをしていますね、という結びになった。


*   *   *


小川さんは会場にいらっしゃる前に

頭のなかでハリネズミ的なシミュレーションをして

(なにかが起こってたどり着けなかったら

どうしよう?!)とあれこれ考えていらしたそう。


終始落ち着いた態度からは想像もできなかったこと。


(実際には、そのすべての想像にはいっていなかった
〈わたしがちがう場所で待っていて、
時間になっても来ない〉という展開になってしまい
申し訳なかった。
スピーチの紙をホテルに忘れてきたり、
待ち合わせ場所をまちがえたり、安定の大ボケ。)


小川さんのおっしゃる〈誰の心のなかにも存在するハリネズミ〉を

垣間見せてもらったような気がした。


*   *   *


ほんとうはまだまだ書きたいことがあるのだが、

どこまで書いていいか迷って

書いては消し、という状態になるのと

まだ頭がしゃんとしていないのとで

ここまでにします。


ほんとうに楽しい時間でした。

ありがとうございました。



そういえば、中高の友だちが15人も来てくれたのも

ものすごく嬉しかった。


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中には1度もおなじクラスになったことがなく

はじめてお話しする人もいた。


みんなパワフルでおもしろくて

同じ釜の飯で育ったことが誇りに思える存在。

これからもよろしくね。



夜は大輔くんと、

授賞式からずっと写真を撮ってくれたりかちゃんが

オリエンタルホテルでお祝いしてくれた。


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きのうの小川さんとの花束贈呈の写真と

先日の授賞式の写真はりかちゃん撮影でした。

ありがとう!


2人は小学校5-6年の同級生。

前回の芦屋同様、

幼稚園からの友だちの

まりちゃんとこうちゃんも来てくれた。


3歳ごろまでのわたしを知っているという方も

いらしてくださった。


なんだか、ハリネズミによって

個人的にも不思議な展開がつづいている。

すべてに感謝して、

たいせつに進んでいきたい。




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by orandanikki | 2017-04-27 23:07