オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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2017年 04月 26日 ( 1 )

小川洋子さんとのトークイベント

先日のトークイベント、

実ははじまる前から不思議な偶然がいろいろあった。


まずは昨年の夏、芦屋でのトークイベントで

ひさしぶりに会った友だち(まみちゃん)が

「これ、さきに読んでほしい本」と

プレゼントしてくれたのが、

小川さんのご著書、『ミーナの行進』だったこと。


何年か前にわたしたちが再会したときに

まみちゃんがちょうど読んでいたのが

『ミーナの行進』だったそう。


芦屋が舞台で、わたしのことを

(リアル・ミーナ!)と思ったのだと

嬉しいことを教えてくれた。


小川さんがお引き受けくださったと聞いて

真っ先にまみちゃんにメールで知らせた。

まるでまみちゃんが小川さんとわたしを

つなげてくれたような気がしたから。


にぎやかな女子高でわたしとともに

おとなしかったまみちゃん。


イベントのさいごの質問タイムに

いつもはおしゃべりな友だちがみんな下を向いて

視線を合わせてくれなかったとき、

小川さんに質問してくれた。


そのときの写真をなぜかふと撮っていたわたし。


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まみちゃんにもとても喜んでもらえた。

(みんな友だちで、許可もらってます。)


小川さんとまみちゃんとわたしの

宇宙的なミラクルの瞬間。



*   *   *


それから、わたしの幼なじみの大輔くんのこと。

角を曲がったところに住んでいて、

記憶よりも古い友だち。


なんと、大輔くんの家に

小川さんがいらしたことがあったのだ!


心配になるくらいおとなしかった子どものころから

わたしをよく知っているお母さんや

奥さん、子どもたちとともに

大輔くんも来てくれて、

さいごに2人に花束贈呈してくれた。


f0275876_21145357.jpg


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とてもとても嬉しかった。


*   *   *


そして、小川さんがアンネ・フランクに惹かれ

ユダヤ人の問題について研究されたことも

事前に知ってビックリ。


息子が高校の卒論のときから

自分でもなぜだかわからずに

ユダヤ人迫害について研究し、

大学の卒論では「ナイーブかもしれないが

この研究が少しでも歴史が繰り返されないことに

貢献するように、との気持ちで取り組んでいる」と

書いていたことや、

アンネ・フランク財団や抵抗運動博物館で

インターンをしてきたことをお話しさせてもらった。


小川さんも驚いていらした。


*   *   *

そして、小川さんの現在のお住まいが

昔、わたしが父と凧上げや探検ごっこを

していた場所であること。


そのことを知ったときに

ぱっと目の前に風景が浮かんできた。


まるでそれは父からわたしへのメッセージのようだった。


お別れにいったとき、文句をいっぱい言われて

残念なさいごになってしまったけれど、

父に読んでもらおうと訳していたハリネズミが

日本で出版され、多くの人に読んでもらえるように

いまは天国から応援してくれている。


父と神戸で会ったときに子ども時代のことを

(あのときは楽しかったね!) と

言えなかったけれど、

小川さんとのイベントの実現によって

父からのメッセージが伝わってきたーー

そんなふうに感じた。





そんな不思議な時間を

多くの友だちや母と共有することができた。


イベントの終わりに小川さんと

〈偶然〉についてお話しした。


河合隼雄さんとの対談集、

『生きるとは、自分の物語をつくること』のなかで

お2人が、〈偶然〉に気づくことの大切さについて

話されている。


わたしが常にこの日記で、今日はこんな偶然があった、と

書いているのも、それに気づくことによって

人生が開けてゆくことを

多くの人と共有できれば、という想いから。

このすばらしい方法を知ってほしい、と

思っているからなのだ。


ハリネズミのさいごの嬉しい展開が

実際にはおこりえない、と決めてしまうのは

もったいない。


偶然に気づくようになれば

不思議なことがどんどん連なって

よいことが起こるようになってくる。


なにかに導かれるように

作家の道を歩んでこられた小川さんと

神さまからいただいたお仕事をする者どうし、

共感しあうことができた。


小川さん、ほんとうにありがとうございました!

いらしてくださったみなさまも

ありがとうございました!!






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by orandanikki | 2017-04-26 21:07