オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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2016年 03月 25日 ( 1 )

2016年3月25日

昨夜、書きかけて

あいまいなので投稿せずに寝た日記が

消えずに残っていたので、

さいごまで書きました。


* * *


ヨハン・クライフが亡くなって

涙を浮かべた人たちが思い出を語るのを聞き、

神業のようなゴールをいくつも見た日。


いちばん心に残ったのは、

肺がんであることをスペイン語で

記者会見で話していた映像。


病気の治療でとても大変、と

苦しそうな表情で告げてから

こう言っていたのが印象に残った。

(オランダ語字幕を1度、見ただけなので

きちんとした訳ではないけれど。)


とても大変だけど、世界中の人たちからお見舞いに

たくさんのポジティブなエネルギーをもらえて

いまは力がみなぎってくるーー


そう言ったときの表情に

病気に直面する人間の弱さと

励ましを心からよろこぶ控えめだけど強い喜びが

凝縮されていて、

〈神〉ではなく人間としてのクライフに

親近感を覚えた。


〈ポジティブなエネルギー〉と2度、

くりかえして言っていて、

どんなにすごい人でも

結局、さいごにいちばんうれしいのは

人のあたたかさなのだなぁ、と

そんなことを深夜に考えていた。



ブリュッセルのテロのことも書けていない。

De wereld draait doorで

トルコ人2世のフィダンがおとうさんの話をしていた。


いままではふつうにあいさつをしていたオランダ人から

もうおまえとはあいさつをしたくない、と言われたそう。


おとうさんがそう話している映像を

彼女はドキュメンタリーに使っていた。


月曜のDWDDのなかで

Alles komt goed(すべてうまくいく)という

ドキュメンタリーとして放送されるので

見てみてくださいね。

(NPO1, 18:55)



オランダ人として育ってきたのに、

父親がそんな立場に追いやられているのを

直視せねばならない悲しみは

他人事とは思えない。

(実際、移民として暮らす以上、

自分や息子や子孫がいつかそんな目に遭わないという保証は

たとえ日本人であっても、ない。)



テロがあるたび、

「わたしはテロリストを許さない」と各々の

ムスリムが宣言すべき(メディアのみならず

近所の人に対しても)、という意見と、

自分だってふつうにオランダ人なのに

そんなことはしたくない、という意見に分かれる。


息子はユダヤ人迫害を研究する歴史学の学生として

ヨーロッパの会議に参加したりしてきた経緯から

宣言しなければいけない、との意見。

もし、自分の身にふりかかれば

そうするのだそう。


残念ながら、そうせねばならないほど

世界は緊迫している、と彼は考えている。



今日はまだなにごともなく

家族でおいしいものを食べて

冗談を言い合うのどかな暮らしができている。


そのことに感謝して

自分にいまできることをこなしつつ

社会の動向を見、

さまざまなできごとから

なにかを感じ、考えるーー


それしかできない。
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by orandanikki | 2016-03-25 19:37