オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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2014年 04月 27日 ( 2 )

uとjeのむずかしさ

ひさしぶりにおじいさんから電話がかかってきて――

「やぁ、サキ、ウィレムだよ」と言われて、

「ウィレム、元気ですか?」と言ったのとかぶって

「元気かい?」と聞かれ、

「元気です。あなたは?」と言うとき、

一瞬、頭のなかで考えて、こう言ってしまった。

「En met jou?」


すぐに「ごめんなさい! met u?」と言い直したが

汗、汗…だった。


いつも「ウィレムだよ」と言われるから、

わたしも名字でなくウィレムと呼んだほうが嬉しいだろう、

でも人生の大先輩としてu(ていねいな〈あなた〉)を使おう、と

自分で決めていたのだが。


えらい人、年上の人から

「名前を呼んで、jeと言って」と言ってもらうとハッキリするが

こちらとしてはuと言って敬意を示したい人であると

je(フランクな〈あなた〉)と言うたびに

居心地悪く感じたりする。


そういえばきのうアジア系の親子の息子さんと話しているときには

ずっとuで話されたので、心のなかではずっと「jeと言って」と思いつつ

話に夢中で言い出せなかった。

とても面白い話をしているときに腰を折るのもどうかと思って。


わたしは彼に対しjeを使い、お母さんにもjeで話していたのだが

お母さんがわたしにuを使うので、途中からわたしもuに変えた。

ああ、ややこしい。


テレビのトーク番組でゲストに

「わたしたちはおたがいjeを使うと決めたので」と言ってjeで話しかけていたのに

途中でふと忘れてuと言ってしまうのもちょっと気まずい。

親しい間柄でいこう、と決めたのに、

やっぱり親しく思えていなかったのね、とバレてしまうようで。


頭のなかで一瞬、迷い、

まちがったほうを使ってしまうこと――

誰もが体験することだ。

ややこしいけど、興味深い。



おじいさんはこれから短い旅行に出ることを知らせてくれた。

わたしもちょうど明日の朝、電話をして進行を伝えるつもりだったので

グッドタイミングで気持ちが通じたような感じだった。


数年ぶりの娘さんとの旅、

楽しんできてくださいねと言って、

さいごは友だちのように「Daag!」と言い合った。
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by orandanikki | 2014-04-27 18:29

4月26日

ウィレム=アレクサンダー王になってはじめての国王の日。

そして従来どおりの形式でおこなわれるのはこれで最後のよう。

(来年からどういう形でおこなわれるのかはまだ発表されていない。)


アムステルフェーンには王女たちもかわいい姿を見せて

盛り上がっていたよう。

日本の方たちの太鼓の熱演と空手のデモンストレーションの様子も

ちらりとニュースに出ていた。


わたしたちはのんびりとフリマ。

f0275876_354092.jpg


そばにいたアジア系の親子と仲良くなってずっとおしゃべりしていた。

おいしい茹で卵をごちそうになる。

殻をむくと薄っすら茶色くてほわっといい香り。

どうやって作るの? と尋ねると、

今度、家に来たら教えてあげる、と笑顔で言ってくれた。


この間のコンセルトヘボウといい、

最近、不思議とアジア系の親子と縁がある。

それもちょうど必要なタイミングで。


ぼちぼち売れたので3時間ほどで引き揚げた。


今年はおいしいものを売っていなかったので

アルバートハインでおやつにドーナッツを買った。

f0275876_4212100.jpg


けっこう疲れていたのだが、

思いついて寿司太郎を作ることにした。

そういえば、この家に越してきてちょうど20年だったのを思い出して

マテアにお寿司を届けたいと思ったのだ。

晩ごはんの2時間前ではもうメイワクかもしれない、と

とりあえず電話してみたら、ちょうどよいタイミングだったので。

喜んでもらえてよかった。


f0275876_462487.jpg


わたしたちは鶏手羽とサトイモの具だくさん味噌汁とともに。


20年もここに住んだのだなぁ。

あのときおなかの中にいた息子が

今夜はアルバイト。

しっかりした大人に育って

嬉しくて、でもちょっと寂しい……


そんなふうに思えるのは

とてもありがたい、贅沢なことなのだろうな。
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by orandanikki | 2014-04-27 04:19