オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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2014年 03月 20日 ( 2 )

選挙結果

残念ながら地元アムステルダムの政党は撃沈で議席がなくなってしまった。

ナーシングホームが閉鎖されることを止めてくれる政党がいいと思って

討論などを見ていたが、

SP(社会党)が公約として掲げていても、

どうやってそれを実現していくかがまったくわからなかった。

それで、地方分権は結局、どうすることもできない気がしたので

それならば地下鉄の南北線の工事や

オリンピックの開催ではなく誘致のプロモーションのみに

莫大なお金を使うことを止めようという趣旨の

地元の政党に、と思ったのだが。


PvdA(労働党)は有能な市会議員で市長代理も務めた

ローデワイク・アッシャーが入閣してしまい、

彼が始めて、政治は素人というピーター・ヒルホルストが引き継いだ

教育改革が失敗してしまった。


VVD(自民党)との連合内閣で妥協せざるをえないPvdA。

国政に対する国民の不満が市会議員選にも影響して

ずっと労働党の街だったアムステルダムの第1党が

中道のD66になった。(7議席から16議席に!)


市民は変革を期待しているようだが

街頭でインタビューされている人たちの誰も

なにを期待しているのか、D66のなにに賛同しているのか

はっきり言えていなかった。

これからアムステルダムになにか変化があるのか、見ていよう。


一方、極右、ヘールト・ウィルダースのPVV党はハーグとアルメーア市のみ

市会議員選に出馬し、両市でD66に次ぐ議席数を得てしまった。


勝利のスピーチでウィルダースが

「我々はハーグ、そしてオランダのモロッコ人が

増えてほしいか、減ってほしいか?!」と叫び

「減ってほしい!(minder! minder!)」と会場から声が上がり拍手となったが、

ぞっとする光景。


たとえ現在の世界情勢でありえないとしても

もしこれが〈モロッコ人〉でなく〈日本人〉だったら、と思ってしまう。

自分たちが対象でないから関係ないとは思えない。


(モロッコ人がフェイスブック上で

ウィルダースを法的に訴えようというページをはじめ

いま現在、1万8千人以上が賛同している。)





まぁ、ほんとうに個人が投票しようがしまいが

なにも変わらないのだけれど。


投票しない理由を市民に尋ねるアンケートがあって

「わからない」という回答があって笑ってしまったが

(「投票する気にならない」ならまだわかるけど)

ほんとうに不毛なものだと思う。


せっかくはりきってはじめて投票したのに

議席がなくなった! と速報で知った息子は

「これだったら投票用紙を食べていても変わらなかった」と

笑っていたけれど、

政治について考えつづけることだけは忘れたくない。


そんなことを思い、夜中に2時間ほど目が覚めてしまったわたしでした。
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by orandanikki | 2014-03-20 19:30

移民として

投票する夫。

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今年は投票中の自分をセルフィー(自分撮り)するのが流行って

党首までやっていたくらいだが、さすがに恥ずかしくてできない。


赤ちゃんを連れた移民の夫婦がオランダ語もわからないのに

ちゃんと投票に来ていたり、

大きな虫メガネで時間をかけて投票しているおばあさんがいたり。

なかなか興味深かった。


帰りにラプラスでケーキ。

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わたしはジム前だったので

1つを半分つして、もう1つは息子のおみやげに。


De wereld draait doorでヘールト・ウィルダースのPVV党に投票するという

トルコ人たちがインタビューされていた。

自分たちも移民なのに、新たな移民は来てほしくないという人たち。

この間、ウィルダースがハーグからモロッコ人が減るように願っているといって

問題になっていたのに、なんという理解力の低い人たちだろう?!


インタビュアーに「今度はモロッコ人でなくトルコ人に出ていけと

ウィルダースが言ったらどうする?」と聞かれて

「オランダのパスポートをもっているから大丈夫!」と誇らしげに言っていたけれど

これがいちばん危ないところ。

移民である以上、たとえ国籍を取得していても

非常時には保障にはならない、ということが

世界史を見れば明らか。


移民が(自分は大丈夫!)とナイーブに信じて

右派政権に生活を保障してもらおうということほど

愚かなことはない。


たとえ国籍を取得しても

自分のためにも、子どもや孫のためにも

社会に変な動向がないか、ずっと気をつけていなければ。


とにかくこうして移民として生活を築いてこれたのはありがたいこと。


* * * * *

今日はよい天気で投票日和でした。

中庭のお花が昼も夕暮れもとてもきれいだった。


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……息子も、孫の孫の代までも、オランダでこうして暮らしていけることを

心から祈りつつ。
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by orandanikki | 2014-03-20 04:24