オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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2013年 05月 19日 ( 1 )

RとLの発音の大切さ

今朝のEva Jinek op Zondagで

神経心理学者のMargriet Sitskoornさんが

アメリカで監禁されていた姉妹について

脳は環境に合わせようとするもの、という話をしていたのだが……


そのなかで、日本の子どもたちは本来はRとLを

聞き分けて発音することができるものだが

日本語にそのちがいがないため

脳が必要ないもの、と判断をして

成長とともに発音できなくなる、というエピソードを使っていた。


それを聞いてひさしぶりにRとLの大切さについて

書いておきたくなった。

しつこく何度も書いてきたけれど

ほんとうにだいじなこと。


話の中身で勝負、といっても

自然にRとLもできていれば

ポイントはずっと高い。

言葉にRとLが出てくるたびに

まちがった発音だと、

聞いている人はどうしてもそこに気が向いてしまうから。


小学校や英語教室で早くから英語を習っても

RとLの発音のできない日本人の先生に習っていては

いくら単語を覚えても残念ながら価値が半分しかない。


なんとか、ここだけ完璧にしてあげると

英語(外国語)人生はまったく別のものになる。


オランダに来てすぐのころから

何十年も住んでいる日本人よりも

あなたのオランダ語のほうが上手い、と言われて

?? と思ったけれど

それは半分が文法、半分が発音だと

だんだんにわかってきた。

いくら流暢に話しているつもりでも

基礎ができていないと

トータルとして〈下手〉という評価になってしまう。


息子が幼稚園のころ、

「railrunnerってleeuwに似てるね」と言ったことがあって

こっちで生まれ育ってもRとLが自然に身についてない?!

とビックリしたのだが

オランダ人の子どもでもできなくて

言語治療士にかかることもある、と知った。


マルフリート・シツコールンさんの言うとおり

単純に脳の訓練だから

ぜひ英語教育の項目として

RとLの発音を入れてほしい。


なんでこんなに訴えているかというと

まわりで苦労している人をたくさん見ているから。

発音ができないと、頭が悪いと勘ちがいされて

馬鹿にされたり。

パン屋で「ムスリ・ボレン」と注文するたびに

発音が通じずに聞き返されるのにうんざり、と言っていた友だちがいたり

「glas(ガラス)がgras(草)に聞こえて

ヘンな顔をされる」と言っていた建築家がいたり。


逆に、これができるだけでどれほどの自信になるか。

たったそれだけで「きれいなオランダ語を話すね」と

電話でも言ってもらえると、

自信がなくてドキドキしながらかけているところに

どれだけ嬉しい気持ちになれるか。


なので、自分がRとLができなくて

その大切さがわからなくても

子どもが小さいうちになんとかできるように、

脳に定着するように

してあげてほしいな、と心から思います。


ちなみに、わたしは子どものころ

母がラボ・パーティをやっていたので

英語のお話を暗記するくらい聞いていたので

それもいいと思うのですが

オランダでアニメのチャンネルで育った息子を見ると

次々と異なる物語を見る方法のほうがいい気がします。


息子の場合、2歳前にはじめてイギリスに行ったとき

ロンドンのホテルに着いたと同時に

突然、電話のおもちゃで「Yes, yes!」となぜか英語で

遊び出したのが可笑しかった。

なんで、わかったんだろう?


12歳前にノルウェイに行ったとき

お店でも空港でも自然と英語が出てきて

「ふつうに英語、喋ってる!」と

自分で驚いて、とてもうれしそうだった。


ちょっと話がずれてしまったけれど

他の国の言葉が話せる、ということだけで

人生がぐんと楽しくなる。

その第1歩がRとL。

中身は後からいくらでも豊かにできるけれど

脳が「RとLは必要ない!」と判断してしまってからでは

発音は取り戻せない(あるいは取り戻すのがとても大変)。


小さなお子さんに英語を習わせるのなら

ぜひともRとLのできる先生の元で。

それも、〈だいたいできる〉とかではなく

100%できる先生。


これだけは疎ましがられても、

何度でもお勧めしてしまいます。
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by orandanikki | 2013-05-19 18:50