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2016年12月11日今日はアンケの本の出版記念会へ。 バッハのクリスマスオラトリオをモチーフに 夫婦のすれちがいを描いた短編小説。 アンケの参加する合唱団のメンバーによるオラトリオと 朗読が交互におこなわれる。 途中でアンケが泣き出して…… まさか、まさか、と思ったのだが 終わってから聞いたら、 思ったとおり。 ご主人に別れを告げられたのだそう。 夏にアンケの家にあそびに行った帰りには 街でやっていたご主人の展覧会にも寄って 昔と変わらない2人だと嬉しく思っていたのに。 この小説に情けない芸術家として描かれたからなのか…… それとも、偶然のタイミングだったのか。 今日はゆっくり話す時間はなかったので、 また今度、ということに。 息子が小学校のとき、 1度も離婚していない夫婦の子どもは クラスにほとんどいなかった。 (お母さんは初婚でもお父さんは再婚だったり。) アンケのところはうちの夫婦とちょっと似ているような気がして まだつづいている仲間のように感じていたのだが。 この小説を読んでいるとき 我が家もギクシャクしていたので、 あるある! と思いながら読んでいた。 こんなふうに書けるのは それだけ関係が安定しているからなのだろう、と 思っていたけど、そうではなかったんだ。 離婚は、いつ誰に起こるかもしれない、 紙一重のことなのだな、とあらためて思った。 ひさしぶりに会った別のクラスメートのお母さんは 当時の2番目のご主人とは別れて 3番目の人ととてもしあわせそうだった。 彼女も彼女の息子も、当時はタイヘンそうだったけれど、 いまはいい感じに落ち着いている。 人生はほんとうにどうなるかわからないものーー 小説の内容よりも現実のインパクトのほうが強すぎて 茫然としながら帰ってきた。 偶然、となりに座った知的なおばあさんと 人生について心の通い合う 一期一会のいい会話ができたのがうれしかった。 色んな人が、ハリネズミの日本での展開に 興味を示し、喜んでくれたことも。
by orandanikki
| 2016-12-12 04:36
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