オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
以前の記事
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
お気に入りブログ
メモ帳
リンクフリーです。
記事・画像の無断転載はお断りします。

メールはお気軽に
sakiamsterdam@gmail.comまで。
ハリネズミの感想もうれしいです!

以前のオランダ日記はこちら。
ライフログ
おじいさんに聞いた話
ファビアンのふしぎなおまつり
最新の記事
小林聡美さんの書評
at 2017-11-18 20:17
2017年11月14日
at 2017-11-15 03:53
2017年11月13日
at 2017-11-14 04:29
2017年11月12日
at 2017-11-13 03:55
2017年11月11日
at 2017-11-12 04:30
外部リンク


2015年10月18日

Gouden Televizier-Ringというオランダのテレビ番組の

最優秀番組賞の受賞スピーチがとてもよかった。


ジョニー・デ・モル(Johnny de Mol)さんは

メディア王の息子で親の七光りで仕事をしている人という印象だったし

今回、受賞した〈SYNDROOM〉(シンドロームとドローム(夢)をかけている、

ダウン症の人たちと接する番組)
も見たことはなかったけれど、

いまの難民問題に触れていたのが好感だった。


「この番組は社会のなかの少数の弱い立場の人たちのために作っている。

愛とリスペクトと、たくさんのユーモアで。

それらはいまの社会ではなかなか見つけられないものだ。

ぼくはこの賞を互いへの思いやりと愛、リスペクトのシンボルにしたい。

それが自分のおばあさんに対するものでも、

自国から逃げてきた家族に対するものでも、

孤児院で忘れられた孤児に対するものでもいい。

みんなでそれを実現できると思う……

ぼくたちが互いに少しでもやさしくすることができれば」というような内容。


発表後、大喜びで舞台に駈け上がるのではなく

他のノミネート者にあいさつをしたのもよかった。


よければ見てみてくださいね。




VVDの党首ハルベ・ザイルストラが

オランダに難民が来たがらなくなるよう、

ギリギリまで受け容れの質を下げようと言っているのが

とても卑しく感じられるので、

難民のことを自分なりに考えている人を見るとよけいに嬉しくなる。


難民の滞在している施設の寒さ、不衛生さ、プライバシーのなさを見るにつけ

オランダはこんな国じゃなかったのになぁ、と思う。


それにしてもヨーロッパじゅう、ものすごい難民の数で

どこの政府もお手上げ状態。


これは歴史的な状況なのだろうな、といままで以上に

〈いまを生きる自分たちも将来の世界から見たら歴史の舞台にいるのだ〉という

ヘールト・マックさんの言っていたことを実感している。


『ヨーロッパの100年』のあとがきを開いてみた。


「我々は後の観客として劇の結末を知っているが、

劇の只中にいた我々の祖先は知らなかったのだ。

そして我々はまた自分たち自身もいま現在、

劇の舞台に立っており、後に孫たちに不様さを見られ、

あの人たちはいったいなにをやっていたのだ、と

呆れられることを忘れがちだ」


自分も歴史のなかの小さな点のような存在で

その点がつながって線が延びていく。

よい線を延ばさなくては。
[PR]
by orandanikki | 2015-10-19 06:18
<< 2015年10月21日 2015年10月12日 >>