オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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2015年8月12日


17歳、高校3年のときの日記より――


「9月2日(火)進研模試かえってきた。英語は学年でトップだった。

わー信じられへん、国語も17番、世界史は94人中36番。

総合では242人中10番。


S先生に『まあまあやな、もっとのびるわ』と言われてしまった、

『このくらいでうぬぼれるなよ、失敗すんで』という意味やろな、

後で嬉しそうな顔してたら、何か心配そうに見られたよーな…

しまっていこおー」


わたしは塾にも行っておらず、

ひたすら本を読んでいるぼ~っとした子どもだったので

この模試の結果ははじめての快挙だったのだが

結果を渡されるとき、ちょっと恐い顔でじっと見つめてこう言われたので

結果を見たときの意外さと喜びがいっそう大きかった。


ふつうの先生なら笑顔で「がんばったな!」と言ってくれそうなところなのに

なんてカッコいいセリフだろう。


このころから自分で計画を立てて1人で実行するのが好きだった。

自分でノルマを決めて進めた勉強がうまくいって

世界史の模試の結果は20点、40点、60点、とどんどん伸びていき

「次は80点やな」と言ってもらって

「えぇ、そんな……」と嬉し恥ずかしだったのは三者面談のとき。


変わった子どもだったわたしはクラスで1人だけ

親に話さず自分1人で面談を受けた。

親になんて自分のことわかられてたまるか、の精神で。

(なんとなく、わたしのそんなところも先生は認めてくれていた気がする。)


受験前さいごの面談でみんなが滑り止めを勧められていたなか

レベルの高い志望校を書いていたわたしにはなにも言わないので

「この志望校でいいんですか?」と聞いてみたら、

「長山やったら浪人しても大丈夫やろうから

どこでも好きなところ受けてこい!」というお言葉。


この〈長山やったら大丈夫〉はわたしの人生のおまもりとなった。

なにかあるたびに思い出して自分を励ましている。


ホームルームを学級委員の子たちがしているとき、

そっとわたしの机の前に座り

ひそひそ声で世界史の勉強の仕方について

延々とホームルームが終わるまで話したことがあった。


内気な子どもだったわたしは

急にそんな近くに先生がいて顔が真っ赤だった。

ホームルームが終わってから横に座っていた友だちに

「さき、ものすごい期待されとーわ」と驚かれたけど

いちばん驚いていたのはわたし。


でも、だれかが期待してくれるのはなんて嬉しいことだろう。

いまでもずっと覚えている。


* * * * *


いままでにも何度も書いてきた話ばかりだけれど

今日はその先生が日航機の事故で亡くなってちょうど30年という日だった。



先生と大人どうしとして話したいことがたくさんあるけれど

いつか天国で会えたら

「長山、よくがんばったな!」と言ってもらえるように

これからも生きていきたいと思う。
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by orandanikki | 2015-08-13 06:12
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