オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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オランダの人種差別を考えるドキュメンタリー

昨夜、見たドキュメンタリーが興味深かったので

貼っておきます。

Zwart als roet


ズワルテ・ピットは人種差別かどうか、ということについて。


人は肌の色にどれだけ先入観をもっているか……


公園で自転車の鍵を壊そうとしている人が白人だと、

自分の自転車の鍵がはずれなくて困っている人だろうと

助けてもらえるのに、

黒い人だと警察に電話をかけられて尋問を受ける、という現実。


ぜひ見てみてください。


番組内でやっているテストを

息子がすかさず自分でやっていたので

わたしもやってみた。

多くの人同様、わたしも

〈軽度の自動的に白人を好む傾向〉と出た。


番組内で黒人女性が

「白人を好む傾向という結果にならなくてホッとした。

潜在的に自分は、

白人であるほうが社会で有利と思っているんじゃないかと

心配だった」と言っていたし、

人種差別の心がないという息子も

結果がそれに合っていてホッとしていた。

そのホッとする感じも興味深い。



息子は色にとらわれず

人間の中身を見るのがむずかしい、ということ自体が不思議なそう。


どうしてそう育ったのか?

物ごころつく前から白人黒人、色んな友だちがふつうにいたから?

だとしたら、それが理想の環境だと思う。


わたしは子どものとき、幼稚園にいた白人の子どもがちょっと恐かったし、

「あの子、イジワルなんだって」という噂もたっていた。


でも同じ幼稚園で弟のほうはぜんぜんふつうに

言葉もつうじないままデンマーク人の女の子と友だちになっていた。


おなじ環境で育っても人によってちがうようだ。


とても印象的だったのが

ドキュメンタリーをつくった監督の白人女性Sunny Bergmanが

幼なじみの黒人に

「きみはまったくracismeの心なしに

ぼくのことを見られる?」と聞かれて

言葉につまって

「でもあなたのことが大好き」と言っていたこと。

「ぼくだってきみのことが大好きだけど、

そんなことを言ってるんじゃない」と言われていた。


色覚異常ではないのだから白と黒のちがいは見えてしまう。

それでも息子のように人を見られるようになるには

どうしたらいいのだろう?

いまからでは無理なのだろうか?


いろいろ、これからも考えていきたいと思います。
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by orandanikki | 2014-12-03 00:37
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