オランダ暮らし30年目、やっぱり翻訳つづけてます!
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8月26日

きのうはオランダに留学してきて満27年という

節目の日でした。


偶然、若い研究者の方とはじめて会う約束をしていたので

カフェラテとミルクティーで乾杯して、

いっしょに祝ってもらった。


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彼女の書く文章が大好きで、

いつも心を鷲づかみにされているので

会ってもらったのだが、

実際の彼女はもっとステキで

おばさんはドギマギしました。


緊張しながらもとっても楽しくて、

輝く彼女に会えたことも

満27年のプレゼントのように感じた。



あとで考えてみたら、わたしは彼女が生まれたころに

オランダに住みはじめたのだ。


なんだか、気がついてみたら

驚くほど時間がたっていた。


ライデンに住んでいたころ

洗濯機は高くて買えないけれど

脱水機を買って、

手洗いしたものを自分で絞らなくてよくなり

とても嬉しかった――


そんな話をする自分がおばあさんのようだった(笑)




そして夜はコンセルトヘボウへ。


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ちょうど節目の日にふさわしく

母の大好きなブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴けた。


留学してきた年に

どうせ1年しかオランダには住まないだろうから

コンセルトヘボウに通いたいと思い、

クラシック好きの祖母におねだりして

ワンシーズンの券をプレゼントしてもらった。


そのときにハルトムート・ヘンヒェンの指揮で聴いた

思い出の曲をこの日にふたたび聴けるのも

不思議な偶然。


きのうはマリス・ヤンソンスの指揮で

わたしにはめずらしくコンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。

(わたしが聴きたい曲はネーデルラント・フィルが多いので。)


レオニダス・カヴァコスの演奏、

深みのある音色でとても好きだったので

CDも買ってきた。


サインの列がこんなに長いのははじめてで

ほとんどの人は一瞬、サインしてもらうだけだったけれど

わたしはやっぱり一言、

「すばらしい演奏をありがとうございました。

母がいちばん好きな曲で、涙が出ました」と伝えさせてもらった。


名前も入れてほしかったのだけれど

にわか英語で舌がまわらず――


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To Sake(日本酒へ)

笑。

帰ってきて、息子と笑いました。



ちょうど仲良しの日本人の友だちも来ていて

感動を共有しあうことができた。


いつもはコンセルトヘボウで音楽を聴いていると

いまはなき芦屋の実家での子ども時代が

リアルな映像として展開し、

涙が出てくるのだけれど、

きのうははじめて将来の自分が出てきた。


おばあさんになっている自分。

それもまたなんだかせつなくて――


「27年の特別な日に

未来の自分の姿が見えたなんて

すごくステキなことだよ!」

友だちがそんなことを言ってくれた。


コンサート終了後、おたがいの乗り物を待って

10分限定で雨やどりしながらおしゃべり。

さいごは愛おしい気持ちでハグしあって別れる。


27年住んで、27歳の研究者に出会え、

ブラームスを聴きながら未来の自分をちらりと見て、

過去・現在・未来がぴんとつながったような

とてもいい1日でした。


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これからもずっとここですばらしい音楽の聴ける人生でありますように。
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by orandanikki | 2014-08-26 18:07
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