オランダ暮らし満30年、やっぱり翻訳つづけてます!
by orandanikki
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オランダがおもしろい

今朝、たまたま息子がテレビをつけたら

昨夜のBrandpuntが再放送されていて。


いちばんおもしろかったのは幼児教育について。

オランダでは日本の小学6年生にあたる

グループ8でCito-toetsという全国一斉学力試験があって

それで中学のレベルがVMBO,HAVO, VWOと

振り分けられるのだが、

最近はCitoの平均点を上げることに

学校側も政府も必死のあまり

幼児期からCitoで知能をはかるようになってきた。


世界一しあわせと言われるオランダの子どもも

のん気にあそんでばかりいられなくなってきた。


この間も福祉に関して書いたけれど、

教育においても日本がオランダを参考にしている一方で

オランダがすこし日本化している気がする。


幼児期から詰め込み教育をするのは

コンピュータのハードが入っていないところに

ソフトを入れるようなもので

人間的発達に害があるだけ、という

教育専門家もいる。


移民の多いアムステルダムはこのシステムを

積極的に導入し、

言葉の発達に遅れのある移民の子は

4歳で小学校に上がる前に

補習をしてオランダ語の遅れを未然に防ごうとしているが

これもナンセンス、という教育専門家がいる。


子どもたちの映像を見ていて個人的には

教育専門家の意見に賛成だった。

どんなプログラムをもってきても

できる子はできるしできない子はできない気がする。


親や教師の知能、育て方も関係しているし、

人間を人間が育てることは

コンピュータのようにはいかない

不毛なことだと思う。


息子は赤ちゃんのときから

保健所の検査や学校のテストでは

優秀だったのだが

こういう子どもはオランダでは評価されなかった。

いまのように学力重視なら

逆に息子にはラクだったのにな、と思った。



その後、Buitenhofの再放送で

安楽死の話をしているよ、と息子が呼んでくれて

またメモを取りながら(途中から)見た。


安楽死法が下院で通ったときの元大臣、エルス・ボルストさんが

がん患者だった夫に安楽死を頼まれたとき

(ボルストさんは元医師なので)

ちゃんとホームドクターにやってもらうよう話した、と言っていた。

法にしたがう、ということとともに

〈道徳に関する自分の直観〉が理由として挙げられていた。


法制化はされているものの

認知症の人、自分は十分に生きたと思っている人、

精神病患者の安楽死はまだまだはっきりしていない。

どうしていけばいいと思うか? という質問に

ボルストさんは「(関係者が)常に話し合いをつづけていくこと」と

答えていた。


機械ではなく人間がおこなうことだから。

〈話し合い〉がいちばん肝心、というのがオランダらしい。


「おもしろいね~!」と息子と話す。

いつまでたっても、やっぱりオランダはおもしろいな、と

日々、思っている。
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by orandanikki | 2013-09-30 18:22
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